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住宅ローンを利用する前に考えたい大切な事!

先日テレビで、感染症の専門家の方が「コロナはまだあと2~3年続く」と言っていました…
その後友人とラインで話していた時に
「海外旅行に行ける日がいつ来るんだろうか」という話題になって・・・
そういえば、去年の3月に娘と台湾旅行に行く計画があった事を思い出しました。

すでに旅行代金も振り込んでいたのですが、日に日にコロナのニュースが拡大していって、行こうかどうしようかと悩んでいるうちに、飛行機がすべてストップしました。

実は5年前、娘たちが中学入学前の春休みに台湾に一度行ったことがあります。
この写真は、台湾茶のカフェでの写真ですが、店員さんに台湾茶の入れ方を教えてもらって、ゆっくりお茶を入れながら台湾のお菓子と頂くのが、とても楽しかったです。
台湾旅行をとても楽しみにしていた娘たちはすっかり気を落としていたのですが、それどころか学校まで休みになってしまったという、そんな春でしたね。

我が家は経済的にそんなに余裕があるわけではないので、この時の旅行も結構思い切って計画したわけですが・・・
家を建てる際に「住宅ローン」を利用するのであれば、「旅行」のような一時的な出費ではないので、やっぱり様々な事を考える必要が出てきますね!

住宅ローンを利用するときには、
出来るだけ他のローン(奨学金や車等)がない方がいいのですが、
それらが残っているから住宅ローンを借りることが出来ない、というわけではありません。

ですが、他のローンがある場合は、借りられる金額が思ったより少なくなる可能性があります。

例えば、本当は3000万円借りたいのに、ローンが残っているために2500万円しか借りられない、という感じです。

ですので家を建てる際にはなるべくローンがない状態がいいわけですが、
例えばスマホの機種代も分割払いしている方がほとんどですし、
クレジット払いも「後払い」という意味ではローンになりますし、
現代社会の中では「ローン無し」というのは難しい状態かもしれませんね!

実は銀行が重視するのは、ローンがあるかないかよりも
その返済が毎月きちんとできているかどうかなのです。
もし返済の遅れが続いていたり
督促が届いているのに払っていなかったり
万が一踏み倒している(そんなことはないと思いますが(^_^;) 
という状態だと、住宅ローン審査には大きく響いてしまいます。

ですので、家を建てたいと考えたら、
車や奨学金などのローン返済だけでなく、
クレジットカードの支払いや携帯電話料金の支払いも、
遅れたり忘れたりしないようにいつも気を付けていただきたいと思います。

そしてもうひとつ、
住宅ローンで気を付けたいとても大切なことがあります。

それは、「借り過ぎてしまう」ということです。

例えばあなたの年収が400万円で奥様の年収が300万円で、
二人の収入を合算すると、
民間の銀行で3500万円~4200万円、
フラット35なら7000万円近くまで借りることが出来ます。

ここで勘違いしてしまいがちなのが
限度額=借りられる金額=自分たちに返済可能な金額

でも、冷静に考えてみましょう。
奥様の収入は安定してずっと同じ金額あり続けられるでしょうか?
もし今お子様がいらっしゃらないとして、
お子様が産まれた後も同じように働けると言い切れるでしょうか?
そしてあなたの収入も、ずっと右肩上がりになっていくでしょうか?

もし、あなたか奥様かどちらかが働けない状況になってしまったり
会社を辞めなければいけなくなったり
給料が下がってしまったら・・・
会社の業績が悪くなってボーナスがなくなってしまったら・・・

それでも住宅ローンは払い続けなければなりません。

そして子供の教育費や自分たちの老後資金もきちんと貯蓄しながら
その住宅ローンを払っていけるかどうかも
シュミレーションしないといけないですね!

住宅ローンで大切なことは、
いくら借りられるか、ではなくて、自分たちにとって無理のない予算や返済金額を夫婦で話し合って、正しい予算設定をすることだと思います。

素敵なマイホームを建てたとしても、
住宅ローンに追われて、
家族での外食や旅行にも行けず、趣味もあきらめないといけないのでは
幸せとは言えないですよね・・・

家を建てる時には
あれもこれも と夢は広がるばかりですが、
まずは、しっかりと資金計画をして、家づくりにかけられる予算を設定してから始めていただければ と思います!