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あなたの家づくりに必要な土地面積を計算してみよう!その2

今日は子どもの日ですね!子供達がすっかり大きくなってしまい(っていうか大人です笑)子供の日から遠ざかっている稲岡です(^^;)
それにしても良いお天気☀
事務所の窓から見える景色も、山々の緑と青空で、とっても気持ちいです!いや~仕事切り上げて遊びに行きたい気分笑。

ですが・・・・

お隣の敷地はまるで草原のようでお花も咲いていて、こうやってみていると素敵なのですが、今からの季節はみるみる雑草が延びてきて、もう数日するととんでもないことになります泣。
川森建築の敷地内は、車も止められるように砕石をひいていますが、防草シートは敷いていないので雑草が生えてきます。

あ、新築でお家を建てた際の外構時には、車が乗らないところは防草シートの上に砕石を敷くので、雑草はほとんど生えません。ご心配なく。

でも、防草シートの上の砂利は、車のタイヤで動いてかきだされるので車が通るところにはお勧めしません。

というわけで、川森建築の敷地内は雑草生え放題・・・泣

お家を建てる際に、お家の中のお掃除の手間を少なくしたい、家事動線を良くしたい、という方が多いと思いますが、お庭や家の周囲のお手入れも、最小限にしたいですね・・・
アウトドアが趣味でお庭でキャンプやバーベキューしたい、ガーデニングや家庭菜園をしたい、という方は別ですが、
自分が建てたい家の1階の面積をある程度把握しておくと、これらのような「敷地内の余白」についても考えやすくなりますし、適切な土地面積を導き出しやすくなるので、今日のブログは前回「玄関回り」と「LDK」に続いて、「水回り」「収納」「客間」について感が手見ていただきたいと思います。

③洗面・脱衣・お風呂・トイレ

洗面と脱衣については、分けて作るか?分けずに作るか?
洗濯を室内干しメインにしたいか?外干しメインか?もしかして「カンタくん」?
お子さんに女の子がいる?その人数は?

これらによって必要な面積が違ってきます。

たとえば女の子が複数いると割と小さいうちから小さな洗面台だと物があふれだしたりしますし、洗面台を使用する時間も長くなります。
いや~最近は女の子に限らず、男子も中学生くらいから洗面に立つ時間が長くなってきますね。

ですので、通常、洗面スペースは1帖が一般的なのですが、最近は2帖が増えてきました。2帖あると棚にもいろいろ置けますし、カウンターを付けたり簡単なテーブルを置いたりして朝の身支度も横に並んで出来ますしね。

洗濯機を置く脱衣場に関しては、室内干しされる場合は干すスペースを考えると最低でも2帖あった方が良いと思います。
すべてを室内干しにしたいという方はもしかしたら3帖くらいある方が良いかもしれません。

対して、「カンタくん」を使うという方や外干しメインという方だと、2帖あれば充分ですし、場合によっては洗面も含めて2~2.5帖あれば充分かもしれません。

次にお風呂ですが、お風呂は1坪タイプか1.25坪タイプか、このどちらかになります。2帖か2.5帖ということですね!

ただこの違いは、浴槽ではなく洗い場の広さの違いなので、洗い場が広い方が良いという方は2.5帖タイプにするとよいかもしれません。
でも2.5帖タイプにすると、当たり前ですがお風呂の値段もあがりますので、よく考えてみてくださいね!

トイレに関しては、1ヶ所で良いのか2ヶ所必要なのか、手洗いをどうするかで面積が変わってきます。

便器と一体になったタンクについた手洗いでいいという方
タンクレスだけどトイレの近くに洗面があるからトイレには手洗い不要という方
トイレ内には小さな手洗いがあればいいという方
は1帖あれば充分です。
でももし、ホテルやお店のようなおしゃれな手洗いスペースをトイレ内に作りたいという方は1.5帖ほど必要かと思います。

ここまで、メモしましたか?

④収納

これは「集中型」か「個別型」かで作り方が違ってきます。

「集中型」とは最近ご要望が増えたファミリークローゼットのことで、家族全員の衣類や持ち物を一部屋で管理するということです。

「個別型」は個人個人がそれぞれ管理するために各部屋に収納をつくるということです。

個別の場合は、1人1帖分つくるとして、家族4人だと4帖ということですね。
また夫婦の収納はウォークインクローゼットで子ども達は個別で、という場合は、子供たちの人数×1帖+ウォークインクローゼットの広さが必要というわけですね。

そして収納に関しては季節の物や日用品などについても考えないといけないので、前回LDKの時に広いパントリー収納を作っていない方は、衣類や持ち物以外に納戸的な収納が必要になるかもしれません。

収納に関しては、荷物の量が人それぞれ全然違ってくるので、皆さんのお持ちの荷物量を考えて、さらにそれらをどうやって管理していくのかを考えつつ必要な広さを導き出していただけたらと思います。

⑤客間

最後に客間ですが、ずばりこれは不要かなというのが弊社の考えです。
親御さんが泊りに来たとしても、そのためだけに1つ部屋を用意しなくても、子供部屋を使ってもらえばいいかなと思うからです。
子供が小さい間は子供部屋を使っていない事が多く、親御さんが泊りに来るのはほどんど子供さんが小さい間だからです。
ですので客間はわざわざ作らなくてもいいかなと思いっているわけですが、
たとえコストがかかってもやっぱり欲しい、という方は4.5帖か6帖で計算に入れていただければと思います。

今日はここまでで、次回は寝室や子供部屋など個室について考えてみたいと思います。