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住宅ローン金利の今後

先日、配信サービスを利用してLAMB(ラム)という映画を見ました。
丁度春休みで一時帰省していた娘たちが家にいて、久しぶりに映画を見ようかという事になり、長女が選んだのがこの「LAMB(ラム)」です。
アイスランドが舞台で羊飼いが主人公なのですが、まず「映像」が好きでしたね~。
山登りが好き(最近全然登ってませんが)な私には、アイスランドの自然が舞台というのが、とても好みでした!
ただ、ストーリーは・・・公開当時「問題作」と話題になったそうですが、私は知らなかった・・・ネタバレになるのでストーリーは書きませんが、見終わってから、娘たちと3人であーだこーだとめちゃくちゃ話しました。ラストは「えええええーーーー」という感じでしたので、興味がある方は是非見てみてください。そしてどういうこと?って一緒に話しましょう(笑)

さて、話はガラッと変わりまして、今日のブログは住宅ローンについて考えてみたいと思います。

去年からじわじわと金利上昇されてきましたね。
去年の12月に日銀が、誰も予想しなかったタイミングで長期金利の利上げをしたことが大きくニュースになったので、今から住宅ローンを借りて家を建てようと思われていた方はドキッとしたのではないでしょうか。

また、4月にもマイナス金利が解除されるのではないかと、ニュースがざわざわしていますね。

さて、では日銀が利上げをすると、すべての住宅ローンの商品の金利があがるのかというと、そういうわけでもありません。
まず、変動金利と固定金利では金利を決定する要素が違います。
変動金利は銀行が融資に問題がないと判断した信用力の高い優良な企業に融資をする際に適用される、返済期間1年以内の金利を参考に決定するのに対し、
固定金利は「長期金利」を参考にして決定されます。

取り急ぎいまの状況は、じわじわと金利が上がっているのは、長期金利を参考にして決定される「固定金利」だけなのです。

具体的には、フラット35等の全期間固定型の住宅ローンと、各種銀行が取り扱っている「10年固定」=最初の10年だけ金利が固定されるものです。

今のところは変動金利の上昇はほとんどありません。

ただ、もちろん固定金利が上がれば少なからず変動金利も影響を受けやすくなりますが、様々な経済に精通している人が書いている記事を読んでいると、
今の状況では変動金利が上がることはしばらくの間はないのではないかな という印象です。

ですので、今現在住宅ローンを変動金利で組んでいる人が、急に返済が苦しくなる ということは、今のところは考えにくいかな とも思います。

では、今から家を建てようとしている方はどうでしょうか?

実際、長期金利がじわじわ利上げされているため、変動金利と固定金利の金利差がどんどん広がりつつあります。
そうなると、どうしても変動金利を選びたくなってしまいますが、その反面、経済がどう変わっていってもずっと金利が変わることがない固定金利の安心感はありますよね。
判断は難しいと思いますがご自身達の働き方や生活などに合わせてお決め頂くしかありません・・・

結局、固定金利か変動金利かどちらが良かったかは終わってみないと、誰にもわからないからです。

ただもし、変動金利を選択される場合でも、
もしかしたらこの先金利があがるかもしれない
ということは頭に置いていただいて、そうなった時のために、少しでも長期積立投資などを利用して、資産を増やしておいていただければと思います。そして、万が一借り換えをしたくなった時のために、健康にはぜひ気を付けてください!それは、その時にもしも団体信用生命保険医加入できなかった場合、住宅ローンを新たに組むことが出来なくなるからです。

ちょっと嫌な話になってしまいましたが、ぜひ頭に置いておいてくださいね!