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土地探しをする順番は3番目が良い理由
先日の水曜日、その後の仕事の予定の都合で急に休むことになったのですが、なにせ前日に急に決まったので、何か予定を入れることもなく、家の事しよ~と思っていました・・・
が、前日の夜にテレビで日航機事故のことをやっていて、ご遺族の方が墜落場所(御巣鷹山)に登っている映像を見ていたら、急に山に行きたくなって、翌朝、家から一番近い低山に登りました。
めちゃくちゃ久しぶりだったのですが、登山道が草(というか笹)だらけになっていて手で避けないと歩けないところがあったり
写真のように木が倒れていて、またぐかくぐるかしないと先に進めなかったり。
メジャーな山でもないので、途中誰にも合わず、きっと今日登ったのは私だけなんだろうな。と思うような山歩きでした。
ただ、ひっそりとした山をひたすら一人で歩いていると、
いろいろな考え事が出来たり
頂上で朝ご飯のパンを家から淹れてきたコーヒーと共に食べて
ぼーっと景色を眺めたり
とても良い時間を過ごせました!
伊賀に住んでいると不便も多いですが、
こうやってすぐに登れる山もあって(なにせ家から車で10分ほどで登山口近くに行けます)なかなか良いところやんなーと山頂から町の景色を見て思っていた稲岡です笑
辺りを見回すと空いた土地はいっぱいあるわけですが
これが家を建てようと思って探し始めるとなかなかありません。
家づくりを始めようと思う方は
そんなこともあって、とにかく先に土地を探さないと!と思いがちですが
その前に
「あなたが具体的に家づくりに使える予算と
その予算の中でどんな家が建てられるか」
という事を知っておいていただきたいなと思います。
それは、自分の予算でどれくらいの家が建てられるのかを知っていると
そのためにはどれくらいの広さの土地にするべきなのかがわかるからです。
ですので
いきなり土地探しを始めるのではなく
まずは資金計画によって土地の予算と家の予算を出して
その予算でどんな家が建てられるかを明確にしてからにしていただければと思います。
もちろん、どんな家かだけでなく
車の台数によって駐車場の広さも決まってくるので
その辺りもご家族で相談していただければと思います。
家を建てる際には
家の周囲3方向に余白が必要になります。
エアコンの室外機や給湯器を置いたり
給排水の配管を通したり
そのようなことに必要です。
そして車1台当たり4.5坪程度(2.5m×6m=15㎡=約4.5坪)
これに×台数分ですね。
また土地の形状や条件によっては無駄なスペースができることから
少しゆとりを持たせておく必要があります。
先に書いた家の周囲の余白は
必要以上に広く取る必要もないですし
ガーデニングが趣味の方は別ですが、広すぎる庭があっても
お手入れや草抜きが大変なだけなので
出来るだけ敷地内にはムダな余白を出来ないようにしたいですよね。
そうすることで外構工事の施工面積も減らせるので
コストカットにもなります。
ただ、
これはあくまでも、弊社がご提案している「シンプルノート」の家での考え方で
どんな家にでも当てはまるわけではありません。
シンプルノートでは、明るさとプライバシーを両立させるために
「中庭」や「吹き抜け」というような手段を採用しますが
こういったスペースから充分な採光が確保できるからこそ
敷地いっぱいに家を建てることが出来るのですが
そのようなスペースをつくらないお家では
充分な日当たりを確保するためにそれなりに余白が余分に必要となります。
ということは
土地の面積も広く必要になりますし
余白が増えると外構費用も上がってしまいます。
また、プライバシーが担保されないと
植栽や目隠しの塀が必要になりさらに予算が上がってしまいます。
というわけで
どんな家を建てるかによって家の予算だけでなく
探す土地の広さも違ってきますし
土地にかけられる予算も違ってきますし
外構工事に係る予算も違ってくるので
家づくりを始めた時は
まず最初に土地探しをするのではなく
どこの会社で家を建てるのかを決めてからにした方が良いと思っています。
ぜひ、参考にしてくださいね!