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土地から買って家を建てる人へ
事務所のお引越しでバタバタしており、ブログがすっかりご無沙汰になってしまっていました。
無事に引っ越しを済ませ、やっとネット環境も整ったので、ブログ再開です\(^o^)/
さて、写真は少し前に娘と行った神戸の異人館のお庭です。
ちょうどバラが満開でとても美しくて二人でめちゃくちゃテンション上がりました(笑)
バラのお手入れは大変と聞きます。この日もお手入れされているご老人がいらっしゃって、丁寧なお世話のお陰でこんなに美しいお庭になっているんだなーって思いました。
実はイギリスアンティークが好きなのでガーデンにも興味があり、「桐島かれん」のインスタをフォローしていたりする稲岡ですが、自分でお庭のお手入れをするのは絶対無理なので庭のない家に住んでいたりもします(笑)
お家を建てる時には植樹や花壇の事などもチラッと気になりますよね。
いやいや、家庭菜園を!と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
(弊社のお客様の中にもお庭でお野菜作られている方がいらっしゃいます)
ただ、やっぱりお世話は大変・・・今からの季節は草抜きも大変・・・
お庭を持つかどうか、悩ましいと思いますが、私のように「庭は要らない」と割り切ると楽ですよ~笑
さて今日は家づくりを土地探しから始める方へ。
土地を買ってから家を建てないといけない人は、そうでない人に比べて銀行からの借入額が大きくなるので、場合によってはご夫婦で収入を合算しつつお金を借りることにもなるかもしれません。
もちろん今では夫婦共働きのご家庭が多いのですが、ご夫婦共にフルタイムで働き続けることが出来るかわからないので、それを前提にお金を借りるのは少し不安が出てくると思います。
そうなると、土地から買って家を建てないといけない方は
家づくりの予算を少しでも抑える方法を知ってから
家づくりを始めていただきたいと思います。
①平屋にする
平屋は高い!と思われがちですが実はそうでもありません。
屋根や基礎面積が大きくはなりますが、階段や間取りによっては廊下も無くすことが出来るため家自体の面積を抑えることが出来ます。外壁面積も減ります。
②なくしていいのであればなくす
例えば部屋の面積も、本当にその広さが必要なのかをよく考えてみてください。
部屋数もです。それによってさらに家の面積を抑えることが出来ます。
③広すぎる土地を選ばない
上記のようにして建てる家をコンパクトにできるのであれば、それに合わせて土地の面積もコンパクトにできます。
探す土地の広さの目安としては、建築面積のほかに、家の周囲の余白として10坪程度、そして車1台につき4.5坪が必要になるので、それらを足した広さで十分という事になります。
例えば28坪の平屋、必要な車の台数が3台 とすると、51.5坪くらいでもOKという事になります。
もちろんこれはあくまでも目安で、土地の形状などによって変わってきますが。
④余分な外構工事をなくす
①~③を考えると必然的に外構工事も面積も小さくなりますね。
⑤プライバシーが担保された家にする
そしてプライバシーが担保された家にすることでさらに外構コストを下げることが出来ます。
どういうことかというと、周囲からの目隠しのための高い塀や植栽の工事にお金をかける必要がなくなる、ということです。
⑥土地の日当たりはきにしない
意外に思うかもしれませんが、実は一番大切な事はこれなんです。
え?そんなん嫌や!
と言われそうですが、日当たりの良い土地は、同じ地域でも値段が上がります。
みんなが嫌がる土地は安く買える ということなんです。
何で嫌がるかというと、日当たりの悪い家が嫌だからですよね。
でも、どんな土地でも土地全部が日当たりが悪いわけではありません。
土地に合わせてうまく設計することで、例えばリビングを日当たり良く明るくすることだって可能です。
そして家全部に本当にそこまで日当たりが欲しいかというと、そうではないですよね。
例えば収納や寝室(寝るだけなので)には日当たりは必要ないのではないでしょうか。
土地に合わせて間取りを考えることで、土地自体の日当たり問題は解決されることが多いので、実は土地の日当たりはそこまで気にしなくていいんです。
これら①~⑥までの事を知っていただいてから土地探しをしていただければと思います。