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家を建てるなら収納は多いい方がいいのか?
数年前はちょくちょく山登りをしていたのですが、何だかんだですっかり登らなくなってしまい、体力もなくなってしまった稲岡です💦
でも、すごくたまにではありますが、予定のないお休みの日や、ちょっと考え事をしたくなったりすると、朝一番に近所の低山に登り、山頂でひとりでゆっくり朝ごはんを食べてみたりします。
体力がなくても山頂まで1時間くらいで登れて、登山口までも家から近いお気に入りの山が2つほどあり、昨日もその1つに登ってきました。
写真は登山口までの途中の景色ですが、ここは登山口まで行くのにも結構登るので、すでに登山している感じがします。
そして振り返ると、伊賀の町が小さく遠くに見えて、その向こうの山々の景色も美しく、とても清々しい気持ちになりました!山頂ではお天気も良くて、パンとコーヒーで朝ごはんをして、結局1時間くらいボーっと景色を眺めたりウロウロしたり考え事したりしていました笑
私には趣味がいろいろあって、というか年齢とともに変わっていくので、過去のものになっている趣味もありますが、そうするとそのグッズというか趣味に関するものがどんどん増えていくけど捨てられない。という状況になってきます。
山登りも、ウエアや靴やリュックだけでなく、ポーチやステッキや・・何だかんだいろいろあるし、数年前はフィルムカメラで撮る写真が好きで写真展に出展したりしていたので、プリントした写真や額縁や現像したフィルムなどいろいろ、捨てられずに押し入れに入っています💦
いつかちゃんと整理しないといけないんですけどね笑
趣味があるないにかかわらず、家族が多いと物が増えていきますよね。
そこで、みなさん、家を建てる際には「収納がたくさんほしい」という要望が出てきます。
わかります!めちゃくちゃわかります!
ただ、収納を多く作ればその分家の面積は大きくなり建築コストもあがってしまうので、単純にたくさん作ればいいというわけではありません。
また、収納をたくさんつくって、そこに空き(余裕)があると、なぜか物を余計に増やしてしまうので、収納の作りすぎにも注意した方がよいかもしれません。
物が増えるって、無駄使いをしている可能性もありますしね。
収納を考える際に大事なことは
「収納は床ではなく壁で考える」
ということなんです。物は床に置いて収納するのではなく壁に設置した棚に収納しますよね?
そうなんです、壁の多さで収納量が変わってくるという事なんです。
ここで、ひとつ注意していただきたいのは「回遊動線」です。
もちろん、回遊できる便利さもあるので、それを否定するわけではありません。
収納量と回遊の利便性とどちらを優先すべきなのかをじっくり検討してから採用してくださいね、ということなのです。
たとえば2帖の収納を作ったとします。
2帖だと1m69cm×1m69cmという広さですが、もし回遊できるようにしようとしたら、このうち2面の壁しか使えないようになりますよね。
1.69m×2面=3.38mが棚1段あたりにおける分量になりますね。
一方入り口を1つにして3面の壁を使えるようにした場合
1.69m×3面=5.07mまで棚1段辺りにおける分量が増えます!
回遊動線の場合、その2帖の真ん中部分は通れないといけないので、床に置けるスペースも少なくなりますし、ドアの付け方や場所によっては壁1面分しか収納に使えなくなることもあるので、作ったものの全然物が入らない・・・という収納になってしまうこともあります。
というわけで、収納を作る際には、壁面積で考えてつくることが重要であることを知っておいていただければと思います。