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住宅ローン選びで理解しておくこと

先週末は「桜を楽しみに待つ家」の完成見学会を開催いたしました。
残念ながら当日は雨・・・
雨でも眺めは美しかったですよ~。
見学会はおかげさまで大好評をいただきました\(^o^)/
なのでバタバタでしたが、もしも雨の日にこのお家でまったり過ごせるなら・・・
と妄想していた稲岡です(笑)
「空」「外」を感じられるリビングってやっぱりいいですね。
特にこちらのお家は、お施主様のご要望があり
「家の前の桜並木を眺められるように」という希望をバッチリ叶えています!
前の道路は車通りも結構多いのですが、
車は全く気になりませんし、カーテンも必要ありません!
スタッフと「羨ましい」を連呼していました(^^)
もう本当に、たくさんの皆様に見ていただきたかったのですが、
またインスタグラム等でアップさせていただきますね!

さて、見学会では、お家づくりを始めてあちこち工務店をまわられている方、
本当にまだ始めたばかりでまだ何もわからないという方、
等々様々なお客様がいらっしゃいました。

お家づくりって、
プランや仕様を決める話はとても楽しいですが、
資金計画、住宅ローンについてのお話は・・あまり楽しくない?(^^;)ですよね。
でも一番最初に頑張らないといけない、避けては通れない「山」なので
今日は住宅ローンについて書いてみようと思います。

住宅ローンで気になるのは金利ですよね。
もちろん高いより安いに越したことはないと思います。

もし仮に3000万円借りた場合、
金利0.6%と1.2%だと、月々返済額は8,302円も違ってきます。
その利息の差額を35年トータルすると3,486,840円もの差があります。

そうなると、やっぱり少しでも安い金利を選びたくなるかと思いますが
ただただ金利にだけこだわってもいいのか
そこはしっかり考えていただきたいと思います。

住宅ローンの種類には大きく
「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。
文字通り、金利が変動するローンと最後まで金利が変わらないローンです。

ちなみに、地方銀行が取り扱っている変動金利の種類の中には
「3年固定」とか「10年固定」と書かれているものもあり、
固定金利かと勘違いしてしまうのですが
これらも変動金利ですので間違えないようにしてくださいね。

この変動金利ですが、
最大のメリットは固定金利よりも金利が安い事です。
最初に書きましたように、同じ金額を借りる場合固定金利よりも毎月の返済額が安くなりというわけです。

もしも返済が終わるまでの間ずっと固定金利よりも金利が安い状態が続いたら
固定に比べて圧倒的に利息が少なくすむことになります。

ただ、住宅ローンは長期で借り入れる方が多く
数十年先にどうなるかは誰にも予測できないので
そううまくいくかどうかは分かりません。
それが変動金利の怖いところでデメリットでもありますね。

日本は過去にバブルがはじけて以来ずっとデフレが続いて物価が上昇せず、
金利ももう長く低い水準を推移しています。
ですのでもしかしたらこの先35年、ずっとこんな状態になるかもしれないのですが
やっぱりこの先の事は誰にも予測できないのでどうなるかわかりません。

そして気を付けていただきたいのは
先に書いた3年固定や10年固定の場合、固定期間が終わるときには金利が上がるということです。
期間が満了するときに銀行と金利の交渉をするか、
他の銀行に借り換えを考えるか
繰上返済をするか・・・
等を検討しないといけなくなるかもしれません。

変動金利の場合は銀行によって設定されている金利が違ってきます。
銀行との交渉や、その人の属性(仕事・会社・収入など)によっても金利が違ってきます。

次に固定金利の特徴ですが、
固定金利は変動金利よりも金利が高く設定されています。
そして人の属性によって金利が変わるという事は、基本的にはありません。
ですのでパンフレットやネットに載っている金利そのままになる というわけです。

変動金利に比べて返済額が大きくなってしまうわけですが、
ただ、返済額はずっと一定なので、安心感はありますね。

このように住宅ローンは大きくこの2つしかないのですが
自分たちはどちらに向いているのか、
よく考えてみていただければと思います。