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家の予算が自然と上がる原因になっている思い込み

これはまだ寒い頃の写真なのですが・・・
移転先の倉庫兼事務所の建物外に、色々と木を植えてもらいました。

ところが・・・一番手前の「ニューサイラン」の葉っぱがめちゃくちゃ茶黄色になってきています。冬の間はあまりお水をやらない方が良いと言われて、暖かくなってからは毎日のようにお水をやりに行っているのですが、日に日に茶色くなっています。
枯れてきているのか、そもそも緑じゃないのか? もう少し様子を見ようと思いますが・・・
何せ家でも観葉植物の生育に失敗しまくっているので、心配です。
ちなみに事務所の観葉植物は今のところどれも元気なのですけどね、、
植物育てが得意な方がいらっしゃったらぜひ教えてください<m(__)m>

さて、本題ですが、
家を建てる人の約7割が土地から買って建てると言われています。
そうなると土地代の支払いも加わるので必然的に銀行からの借入額も大きくなりますね。
もし、家の予算がさらに思ったより上がってしまい銀行からの借入額が予定より増えると、月々の返済負担が大きくなってしまいます。
そこで今日は「家の予算が自然と上がる原因になっている思い込み」についてお伝えしたいと思います。

お家づくりを始めると、「こうしたほうがいい」と思う事がいくつか出てくると思います。

家の広さは最低でも35坪は欲しい
土地は日当たりがいい南向きがいい
少しでも広い土地を買いたい

などですが、これらは家づくりのコストを上げる原因になっています。

お家づくりでは、そうしなければいけないわけでもないのに
なぜかそれが正解だと決めつけてしまっている事が
実は結構たくさんあるんです。

家=2階建て
子ども部屋=2階
リビングや居室=南
水回り=北

など。

その中のひとつが「家の広さは最低でも35坪くらいはほしい」というものですが、

なぜそう思ってしまっているのかというと、
見に行ったモデルハウスや完成見学会などの多くが35坪以上あったからか、
住宅関係のチラシを見ているとそれくらいは必要なんだなと感じるからか・・・ですかね。

ところが、いざ資金計画をしてみると
その大きさの家が建てられるだけの予算を家にかけられない事が多々あります。
つまりは多くの方が予算オーバーしてしまう、ということですね。

ついでに、資金計画について気を付けていただきたい事もお伝えすると、
資金計画では、お家づくりにかかるすべての項目を入れて行う事も大切です。
当たり前だと言われそうですが、
実は住宅会社によっては当初の予定になかった項目が後からオプションで追加されていく場合もあり、それでは資金計画の意味がなくなるので注意してくださいね!

話は戻りまして、予算オーバーした分は
銀行から借り入れを増やすか
貯金をギリギリまで切り崩すか
親から援助してもらうか・・・等をしなければいけなくなります。
もし借り入れを増やした場合、
毎月の返済額が予定より上がってしまい、家計に負担が増えることになってしまいます。

そのためにも弊社では先に資金計画をきちんと行い、
家づくり予算を大きく超えないようにすることをおススメさせていただいているのですが、
この場合だと、家本体にかけられる予算内で建てられる家にすることを検討しないといけなくなることもあります。
もしそれが30坪未満の家になるとしても。です。

30坪未満と聞くと
「小さすぎるのでは?」と思われる方が意外と多くいらっしゃるのですが
間取りの作り方によっては28坪の家でも35坪の家よりも住みやすくなるんです!
また次回はそのテーマでお伝えしますね!