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北向きの土地の良いところと悪いところ
そろそろゴールデンウィークが終わってお仕事されている方もいらっしゃるでしょうか。
GWもずっとお仕事の方もいらっしゃいますよね・・・お疲れ様です(^^ゞ
5月3日~5日までお休みさせていただいておりました川森建築ですが、3日間何をしていたかと申しますと・・・
川森は田んぼの用事をこなしていたとか。
稲岡は…どこに行くこともなく、ほとんど家で過ごしました。
ずっと放置していた毛布を洗ったりとかそんな用事もすませながら、Netflixで映画を何本か見ましたよ~。
あと、Amazonで本(ムックですが)を2冊ほど買いまして、読むというか眺めるというか。
その中の1冊は「登山」の本です。
Netflixで「岳」を見ました。
山に行きたい病です(笑)
写真は何年前かの夏の立山です。よーく見ると岩場の尾根にたくさん歩いている人が見えると思います。しばらく高山登山から遠のいているとこんな写真を見て「あんなところまで行けるんだろうか、あんなところ歩けるんだろうか」と思ってしまいます💦(自分も行ったのに)
とりあえず、また登らなきゃ!と変な使命感?に火が付いたので?(笑)もう少し先に計画しようと思います。
前書きがすっかり長くなりましたが、シリーズ「土地について」
今日は北向きについて考えてみましょう。
北向きの土地の良いところは、駐車スペースとお庭が分離できることですね!居住スペースが道路と反対側につくれるので、プライバシーの確保もしやすくなりますね!
さらに奥行きが深い土地だと、家の南側にお庭が確保しやすくなり、そうすることで南側に家が建っていても距離が出来て、南側からの光が家の中によりたくさん入るようになります。
北側道路の土地って、一見すると良くないように思いますが、上記のような理由から、奥行が深い北向き土地が実は最も良い土地と言えると思います。
ですが、奥行きが浅い北向きの土地だと、南側に建つ家との距離が近くなってしまうために、南側に影が出来てしまい、光が充分に取れなくなってしまいます。
日あたりがわるく、暗い、寒い、ジメジメ・・・そんな家になりやすくなります。
同じ北向きの土地でも土地の形状により随分と違ってきます。
ただ、実際には、北側の接道側に駐車場と南側にもしっかりと庭を確保するほど奥行きが深い北向きの土地がそうそうあるわけでもなく、
そのような理由から「北向きの土地はあまりよくない」と言われているのですね!
たとえ奥行きが深い土地があったとしても、間口がせまく細長い土地だと建てる家の自由度が低くなりますし、
奥行も間口も広い土地だと土地面積が広くなるので、坪単価が安くても土地価格はそれなりの金額になってしまいます・・・
「北向きの土地はあまり人気がない」
という理由から、北向きの土地は南向きの土地に比べて価格が安く設定されています。
北向きの土地の良いところは、この「価格が安い」というところだと思います。
ただし、いくら安く土地を買うことが出来たとしても、建てた家が暗くなりそう、寒そう、ジメジメしそう・・・では困りますよね。
例えば、たとえ日当たりが悪い土地であっても、リビングを吹き抜けにするという解決策があります。
1階の窓からの光を確保できないのであれば、高さのある2階の窓から光を採りこめば、リビングにたっぷり光が入ります。
また、リビングを北側に配置してそのリビングの南面に大きな窓を作る という解決策もあります。
南側に建つ家からリビングの窓までの距離を離すことで、南側から光をたっぷり採りこむことが出来ます。
実はこのように、設計の力で解決できることもあります。
「その土地に合わせて間取りを考える」ことが大切だと思います。
土地探しの中で「価格が安い」という事はとても大きなメリットではないでしょうか。
そんな理由から、土地探しの際には、ぜひ住宅会社と一緒にされることをお勧めします。
北向きの土地は日当たりが悪いし。と選択肢から外してしまってはもったいないと思います。