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なぜ平屋が人気なのか? 平屋の魅力③

さてシリーズ化している「平屋の魅力」について。

その前に・・・またまたプライベートな話題ですが(^_^;)

以前も書きましたが私の母は一人暮らしです。小さな古めの1件屋に一人で住んでいるのですが、本当に小さな家で、1階は水回りと台所(リビングと言える広さではありません)しかありません。寝室と和室と物置部屋が2階にあります。
私の記憶によると母がこの家を購入したのは25年くらい前だったと記憶していますが、一人になった母はしばらく借家に住んでいましたが、一人暮らしにちょうどいい大きさだからと購入しました。
まだまだ元気いっぱいな母ですので、ご近所の友達が毎朝のようにコーヒーを持って遊びに来たり、同じくご近所の若いファミリーの小さな子供さんを自分の孫のようにかわいがっていたり、楽しく過ごしているようです。
ちょうど娘が電車で試合に行くときの送迎の駅から近いところに住んでいる事もあり、娘の試合帰りに寄ると、この写真のようにたんまりごちそうを作って待っていてくれたりします。娘(孫ですね)と話すのが楽しみなようで、ラインもちょくちょくしているようです。

ただ、心配なのはもう少し先の事。そうなんです、1階に居室がないというのが私にはちょっと心配・・・

もし母が今の年齢でこの家を買うと言ったら、反対していると思います。といよりそもそも母自体がこの家を選んでいなかったかもしれません。

あなたのご両親が今から家を建てる時に、寝室が2階だと反対しませんか?
絶対に平屋にした方がいいと勧めませんか?

若いファミリーのお客様が住宅会社に行くと、当たり前のように2階建ての家を進められると思います。
親御さんが来られた時、また子供さんが小さい間はリビング横に和室があると便利ですよ。と。そして2階には寝室と子供部屋2つ・・・

一見、お客様に合わせた合理的で良い提案のように感じると思いますが、果たしてそれは本当に良い提案なのでしょうか・・・

だれしも歳をとり、やがて60代に、70代に、80代になっていきますよね。
歳をとってから1階の部屋や収納不足を理由に増築工事をするのは、老後資金の事を考えても合理的とは言えません。
先日も書きましたが、大切なことは「今の状況だけを考えない」ということではないでしょうか。

また、家を建てる時には、建てる時にかかるコストばかりが気になりますが、生涯維持し続けていかないといけないので、ランニングコストの事もしっかり考えないといけないですね。

光熱費や固定資産税、家の修繕費用、将来の増築や改築の事など。

これらを考えると「平屋」はとても合理的です。

平屋はすべての部屋と収納が1階にあるので、老後、足腰が弱ってきたときに、2階に上がるのが大変・・・と悩まなくてすみます。1階の部屋不足、収納不足に困ることがないという事ですね!イコール増築は必要なくなります。

また、実は平屋にするとメンテナンスとして必ず必要になる外壁の塗り替え工事の際も、外部足場を組む必要がないため、その分のコストが抑えられます。

将来的にも住みやすい、というだけでなく、歳をとってからの出費も最小限に抑えられる!というわけですね(^_-)-☆

平屋のお話、次回も続きま~す。