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家づくりを始める前に考えたいお金の話
本日朝から1回目のワクチン接種をしてきた娘たちです。
接種をするかどうかは本人の意思に任せていた私。
部活をしていた時は、色々な世間の噂(熱が出るとかしんどいとか)から、ワクチン接種は見合わせようか悩んでいた娘たちですが、いよいよ受験も近づいてきたので「接種する」と決めたのでした。
接種会場までは車でしか行けないので送迎して、無事に終わったのでカロナールを準備して出勤してきたのですが、さて熱は出るのでしょうか・・・
ワクチン接種をしたからと言ってコロナにかからないわけでもないそうですし、まだまだ不安な日々は続きそうです・・・
子供を持つ親にとって、高校受験や大学受験(中学受験や専門学校等も)は色々と心配事も増えますねー。
その心配事の中には「お金」の事も💦。
さて、家づくりでも、
仕様決めや間取り決めは楽しいですが、やっぱり漠然とした不安があることも確かで・・・その漠然とした不安とは・・・ずばり「お金」に関することですね。
ということで、今回からは家づくりを始める前に考えたいお金についてお伝えしていきたいと思います。
家づくりでとても大切なことは、
「今の状況だけでなく将来の事も考えて!」ということです。
そうでないとついつい家づくりにお金をかけ過ぎてしまい、
子供たちの教育資金や自分たちの老後の備えなどの余力がなくなってしまいがちです。
このようなお金に関することは、ご職業やご家庭の状況によっても、またそれぞれの考え方によっても様々な意見があるので、
あくまでも、個人的な意見になりますが、
気が早い話とは言え、まずは老後資金について考えてみましょう。
豊かな老後を過ごすためには毎月35万くらい必要と言われています。
そして老後資金に大きくかかわるのが年金ですね!
年金には国民年金と厚生年金、私的年金がありますが、
あなたがどれくらい払っているかで将来受け取れる金額が違ってきます。
また、公的年金は今のところ60歳から75歳までの間でいつからもらうかを選ぶことが出来るのですが、そのタイミングで支給される額が大きく違ってきます。
例えば国民年金を20歳からきちんと払っていた場合
年間で約78万円ですが、
これを60歳から受け取るとしたら支給額が30%減ってしまうし、
70歳から受け取るようにしたら42%増えます。
それを踏まえたうえで、何歳まで働き、何歳で受けとるか、を考えていかないといけないんです。
今後、老後の事まで考えると、
奥様もがっつり働いて、育児も協力しつつ共働きで稼ぐのがおススメだと思います。
その理由は、奥様も厚生年金に加入できれば年金の支給額が増えるからです。
そしてご夫婦そろって私的年金、例えばiDeCo等に入るのがおススメです。
iDeCoは掛け金が全額所得控除の対象になるので年末調整でお金が返ってくるからです。掛け金や年収にもよりますが、所得税と住民税を合わせると結構な額が返ってくると思います。(ただし、iDeCoは60歳までお金が引き出せません・・・)
そのうえで出来るだけ長く働いて、出来ることなら公的年金の受け取りを遅くすることをお勧めします。
先にも書きましたが、70歳だと42%、そしてもし75歳からの受け取りにすると84%も増えるんです。
ここまでだけを考えても、国民年金だけで
78万円×1.84倍×2人分=287万円。
ここに上乗せして厚生年金やiDeCo等があれば、年金だけでやっていけそうな気がしませんか?
若いあなたにとっては「60歳超えても働くなんて」と思うかもしれませんが、
今や60歳は若い!60歳でリタイヤは早いです!
まだまだ現役世代、早くにリタイヤしても暇を持て余すだけだと思いますよー笑
ただ、いつまで健康で働けるか、はわからないので、
備えも大切です。
さて、次回は教育資金について考えてみましょう!