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家づくりを考えたら人生設計を

大学受験生の娘の机・・・
机に乗り切らない問題集やら赤本やらが、横の棚や床に散在しています(^_^;)
そしてスマホで授業を受けたり、最近では英単語や歴史等を覚えるコツなどを流しているユーチューバーがいるそうで、時々YouTubeを見ています・・・えらい時代ですね💦 YouTubeを見ているところを見つけても「勉強は?」とお小言を言えない時代。そんな時代についていけていない母です・・・

さて、前回は老後資金について書きましたが
住宅資金、老後資金、教育資金は、人生の3大支出と言われていますが、家を建てると決めた時は、残りの老後資金、教育資金についても同時に考えていかないといけないですね!

今の事だけではなく、もっともっと先の事まで考えて計画しましょう!

ということなのですが、
今回は教育資金について考えてみましょう!

文部科学省が発表した2020年度の大学、短大の進学率は 58.6% 過去最高だったそうです。
高等専門学校、専門学校を含めると、83.5%!!
今まだ小さなお子様であっても、将来大学もしくは専門学校へ進学するであろうと準備をしておく必要がありますね・・・

奨学金制度もありますが、奨学金ありきで考えてしまうと、子供たちに大きな借金を背負わせてしまう事になりますものね・・・

ではもし大学に進学するとした場合にどれくらい必要なのか、ご存知でしょうか?

大学の費用は国公立か私立なのかで違いますし、
私立の場合は文系か理系かでも違います。

また、県外の大学に行くことになれば、家賃や生活費の仕送りなども考えておかないといけません。

では、比較的負担が大きい、県外の私立理系の大学に4年間通う場合、
一般的にどれくらいの費用がかかってくるか考えてみましょう。

まず私立理系の学費は、4年間で約540万円かかると言われています。
そして仮に家賃と仕送りに毎月7万円かかるとしたら、
学費とは別に336万円もの費用が必要になります。
合わせると876万円もの費用が最低でもかかってくるというわけです。

お子様2人いらっしゃるとしたら、大学費用だけで1752万円が必要ということですね。

ひとりあたり200~300万円程度の学資保険に入っている程度だと全然足りない・・・金額です(^_^;)

例えばあなたのお子さんが4歳と2歳だとしたら、
上の子が大学を卒業するまでの期間は18年間、
下の子では20年間、ということになりますが、
奨学金を利用しない場合、
1752万円を20年間で貯めるとすると、1年あたり87.6万円の貯蓄が必要です。
そしてこれに加えて
前回考えた老後資金として私的年金のiDeCoにご夫婦毎月20000円ずつ預けるとしたら、20,000円×12か月×2人=48万円
合計して135.6万円を教育資金と老後資金に充てる計算になります。

もし仮にご夫婦合わせた手取りが年間500万円だとすると、
上の分を差し引いて364.4万円が1年間に使える金額ということになり、
月換算すると1ヶ月約30万円ほどになります。

この金額の中で、住宅ローンを払って、
家の維持費や車の維持費、お子さんの習い事や学校の費用等を
生活費と共に賄わないといけない というわけですね。

いかがでしょうか。
結構きつそうですよね・・・・
家族旅行にも行きたいですし、趣味のためのお小遣いも欲しい・・・
子供が大きくなると塾にも行くかもしれません。

教育資金や老後資金に備えつつ生活をしていくためにはどれくらい不足しそうなのか、
また、どれくらいの大学資金を奨学金に頼らないといけないのか、
家づくりにかけられる金額はどれくらいなのか・・・

これらを考えていく必要があります。

では次回は、もうすこし細かく考えてみましょう。