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家の価格は坪単価で判断できるのか?
去年の後半から
心身ともにざわざわしていて
やらなきゃいけないことも多いのに
気持ちがついてこない感じだったのですが
やっと少し落ち着いてきた稲岡です。
いろんなことが一段落したら
旅行に行こう!と思っていたのに
燃料の高騰…
チーン。
世界情勢のざわざわが落ち着いたら
少しでも下がるでしょうか。
円安は当分続きそうですけどね。
あ、写真は何だかもうずいぶん前のことのように思う万博、
楽しかったですね。
ざわざわというと
毎日のようにメディアやSNSでは
物価高の話題が聞かれますね。
例にもれずお家づくり価格も
どんどん高騰していっています。
そんな中で
できるだけコストを抑えて家づくりをするためには
「土地・建物・庭」の3つの
バランスをうまくとらなくてはいけませんが
今日のブログでは
「家のコスト」についてお伝えしたいと思います。
まず
家の価格というと
「坪単価」というワードが思い浮かびませんか?
実際弊社に来られるお客様からも
「坪単価いくらですか?」
と質問されることがあります。
結論から申し上げると
「家の価格を坪単価で判断しない」ことが
大切なんです。
理由は
実は坪単価が安くなると
家自体の価格が高くなる傾向があるからです。
と書くと
え?と思いますよね。
坪単価って、家の総額を家の大きさで割り算した価格です。
例えば
全く同じ仕様で20坪と40坪の家を比べたら
40坪の家の方が坪単価は安くなります。
どちらの家にも
同じキッチン、同じお風呂が1つずつあるとして
仮にそれらが200万円だったとすると
坪単価の中のキッチンとお風呂の価格は
20坪:200万円÷20坪=坪単価10万円
40坪:200万円÷40坪=坪単価5万円
つまり、40坪の方が安くなるわけですね。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが
家を細かく区分けして
それぞれの場所にかかっているコストを比べてみると
壁と床と天井しかない、何もない空間の部屋
例えば寝室や子供部屋や廊下などと
キッチンがある場所
お風呂がある場所
を比べて、
どちらにコストがかかっているかというと
そりゃ~キッチンやお風呂ですよね。
でもどちらの家にも同じキッチンやお風呂がひとつずつ…
ということは
何もない空間部分が多いのが40坪の家というわけですね。
でも家の総額で比べると
家が大きくなる分価格は高くなるわけです。
40坪の家は坪単価が安い反面
建築総額は20坪の家より
圧倒的に高くなります。
家が大きくなると
光熱費や電気代などのランニングコストも高くなるし
固定資産税も高くなります。
それだけではありません。
同じ面積でも
家の形が違うと坪単価は違ってきます。
例えば
縦横10mの正方形の家と
5m×20mの長方形の家を比べてみると
どちらも面積は100㎡(30坪)ですが
外周の長さは違ってきます。
正方形の家では10m+10m+10m+10m=40m
に対して
長方形の家は5m+20m+5m+20m=50m
つまり、外壁の面積が違うので
当然建築コストも違ってきますよね。
これらのことから
本来「坪単価」は家によって全然違ってくるものなので
家の価格を判断する基準にはなりません。
土地の形状や家の形、面積、
そして仕様によっても大きく変動します。
というわけで
家の価格を判断する際には
坪単価ではなく家の総額で判断するようにしていただければと思います。
坪単価は
家が大きくなるほど安くなり小さくなるほど高くなるもの
家の総額は
家が大きくなるほど高くなり小さくなるほど安くなるもの
ということを
ぜひ覚えておいてくださいね!