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家づくりコストを削減するには その1
稲岡家の双子娘、現在は二人で住んでいるのですが
いよいよ来年から別々で暮らすことになりました(予定です)
産まれてから今までずっと一緒に暮らしていたので、そして高校までは学校も一緒、部活も一緒だったので「初めて離れる」というわけですね。
一卵性で顔はそっくりと言われますが性格は全然違います。
喧嘩もしますが二人で待ち合わせて飲みに行ったり買い物に行ったり楽しく暮らしているようで、それぞれ一人になったら寂しくないのかな~と思っている母です。
そんな二人から時々写真が送られてきます。
はい、今回はこれ。
「人生の目標を見失っているので二人で塗り絵をしている」
とよくわからない(笑)メッセージと共に送られてきました。
そして「どっちがどっちを塗ったかわかる?」とも。
いや~即答でわかりましたよ!(笑)
1号は黄色好き、2号はピンク好きなんです。
小さい頃は違ったんですけどね、今の二人の持ち物とか見ているとすぐにわかります。母ですから!
相変わらず楽しそうですが、
残り半年くらいの二人暮らし、しっかり楽しんでほしいと思います。
娘2号は一人暮らしをとても楽しみにしているらしく、今から近隣の賃貸物件情報を検索しているようです。
住むところを決めるってなかなか大変、すごーく悩みますよね。
賃貸でも悩みますから、「家を建てる」となると「一生住むのに失敗したくない」と誰もが思うものです。
というわけで、今回は「家づくりのコストを削減するには」その1として土地探しについて書いてみたいと思います。
インフレに伴い、現在では建築コストが数年前よりかなり上がっていますので、削れるところは出来るだけ削りたいですよね。
まず、土地の価格は
同じエリアの場合「日当たりのよさ」と「広さ」で大きく違ってきます。
日当たりの良い南向きの土地は人気があり売れやすいので価格が高めに
日当たりの悪い北向きの土地は人気がないので価格が安めに提示されていますし
広くなれば価格が高くなりますね。
ですので土地代金を抑えたい場合は
人気がある南向きの土地ではなくあえて日当たりの悪い土地を選んだり
土地の広さも必要最小限に抑えるとよいというわけです。
とお伝えすると
「日当たりが良い土地じゃないとせっかく家を建てても家の中が暗くなるからいやだ」
と思われるかもしれません。
実はせっかく日当たりが良いと購入した南向きの土地に家を建てても、いざ暮らしてみると
思ったより明るいリビングにならなかった…
という事も多々あります。
南向きの土地は確かに採光はたくさん入ってきますが、同時に道路からの視線もはいってくるので、それを遮るためのカーテンが必要で、そのカーテンは開けることが出来ないからです。
その結果、カーテンを閉めっぱなしにしているために室内が薄暗く
さらに北側に配置されがちなキッチンや洗面脱衣等の水回りは照明なしではいられなくなります。
そして南向きの土地は台風の時に直風を受けやすいのでシャッター設置は必須になり、
昼間ご夫婦共働きでほとんど家にいない というご家庭も多いので
住宅街ではシャッターもほぼ閉めっぱなしにしているお家の光景も良く目にしますよね。
せっかく日当たりの良い明るい家にしようと思って大きな窓を設置したのに…です。
実は、日当たりが悪い北側の土地の方が、設計の仕方によっては採光がたっぷり入る明るい快適な家にすることができるんです。
もし南向きの土地を購入して南側に窓を設置した場合
先ほど書いたように道路からの視線が気になるので視線を遮ろうと思うと
塀や植栽のための外構工事にお金をかけるしかなく、
そうなるとさらにコストが2~300万円ほどアップします。
もし南向きにこだわらなければ土地価格も抑えられますし
さらに価格交渉にも応じてもらいやすいのでもっと土地価格が抑えられるかもしれませんし、
防犯やプライバシー対策としての外構費用も抑えることが出来るようになります。
ただし、そのためには間取りの作り方を考えないといけませんので
それに関してはまた別の機会にお伝えしますね!