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シリーズプライベート その1「一生賃貸暮らしなのか?」

今年に入ってから週1ペースくらいで「天神さん」にお参りしている稲岡です。
6月に入って菖蒲が綺麗に咲き始めていましたよ~。
実は天神さんにお参りするようになってから、ありがたいことに日々忙しくさせていただいているので、半分は「お礼参り」の意味もあります。

というわけでなんとなく続けようと思っている稲岡です。

さて、週2回くらいのペースで「お家づくりを考えている方の少しでも参考になれば」というブログを書いていますが
今回から「シリーズ プライベート」と題して稲岡の完全プライベートを時々挟んでみようと思います。いつか勝手に終わるかもしれませんが笑
ちなみに家づくりに関係ないようで一部の人には参考になる?かもしれません、いやならないかもしれませんが、とにかく一応家に関したお話なので興味のある人だけ読んでくださいね。
興味のない人は「シリーズプライベート」の回はスルーしてください笑
※注意※長いです笑

その1「一生賃貸暮らしなのか?」

稲岡、娘2人と賃貸3人暮らしの時にふと
「娘たちが家から通えない大学に進学して別々に住むようになったら…
その後伊賀で就職しなかったら…
一緒に住むことはないんだなぁ」と思ったのです。

そしたら急に私は一生賃貸暮らしで良いのか?と悩み始めました。

「一生賃貸暮らしなのか?」

このワード、うっすらずっと思っていたけど、子供たちの将来もわからないし「その時」が来るまで考えるのを避けてたんですよねー。考えたくないっていうか現実逃避っていうか。
これって私だけでなく、賃貸暮らしの多くの人が頭の片隅にあるのではないでしょうか。
もう一度書いてみます笑

「一生賃貸暮らしなのか?」

これには様々な要素が絡んできますよね。地域柄とか(都会とか田舎とか)お仕事の関係とか(転勤があるとか)子供の事とか、夫婦どちらかの実家の事とか…

でも私のように
「なんとなく答えを先送りしている」だけ、という人も多いのではないでしょうか。

私の場合、子供がどうなるかわからないので自分の事も決め辛い
という理由もありましたが、それは子供たちが居なくなった後私が一人になるからだと思います(^-^;
ん?寂しい話ではないですよ笑。ほら、再婚の可能性だってあるじゃないですか笑。

ただ、一人だからこそ、賃料を払い続けていく老後不安もありましたし、独り身の老齢者は賃貸が借りづらいという話も聞いたことがありますしね。
でも「家を買う」というとてつもなく大きなお金がかかることにはもちろん不安がありました。
まだ子供たちが大学に行っている間のお金のかかり方が未知数だったからです。

結果から申し上げると、子供たちの進学の方向性が決まりそうな時点で家を買ってしまいました\(^o^)/
あ、そこそこ古い中古物件です(^-^;

昔から、小さな事にはちまちま悩むのに(ランチに行ってメニュー決める時とかです)
こういうときには思い切りがいいんです笑
さっさと決めたので母や兄や友達には事後報告。笑。パーッと勢いで進んでしまいました!

良かったか後悔してるかというと
良かったと思っています。
その話はまた次回にして…
そして実は買うにあたって結構苦労したのですが、
その話もまたの機会にして…
今日はその家を買った決め手について書いてみますね。
(ちょこっと建築屋さん目線も入ってます)

その家は、
なんとなく外観だけ見た1件目
内見にいった2件目
そして衝動的に内見にいった3件目
の3件目の家です。

実は即決だったのですが、決め手となった要素をご紹介しますね。

①外壁や屋根などの様子
ここに不安があってリフォームする場合はかなりの金額がかかる
②立地
私は土日仕事をしているので子供たちが帰省してくるときに駅まで迎えに行かなくても自力で帰れること。これ私にとっては結構重要です。
③家が傾いていない
古い家にありがちですが根本的に基礎から不安になりますからね。
④庭がない
いや~完全に個人的意見です笑。虫苦手、草抜きとか庭のお手入れしたくない。

そして中古物件を見たときに個人的に意外と大事だと思っているのが
「入ったときの空気感」です。
仕事柄、使っていない古い家に入ることがありますが、たま~にあるんです。なんだかちょっとな…ていう空気感。霊感全くない私ですが、それでも「陰」な空気を感じることがあって…
それが全くなかったのも大きな決め手となりました。

余談ですが「直観」も大事かもです。
お洋服買いにいって、さんざんあれこれ見て悩んだのに最初に見たやつに戻るってことないですか?あと恋愛でも直観って意外と当たってたり笑。

もちろんマイナス要素もありましたよ。

①駐車場がない
②どうしようもなく使えない部屋がある
③段差が多くて老後大変かも
④まあまあ古い
⑤ユニットバスじゃないのでお風呂が寒い、カビだらけ

でもね、中古物件なので100点満点はあり得ません。
これは、実は土地探しにも言えることなんです。
なんなら注文住宅でもいえます。(もちろん100点満点なこともあります)
「え?注文住宅なんだから100点満点に出来るでしょ」
と言われそうですが
間取りって「こっちを優先したらこれは無理ですよ。」ってつじつまが合わないことが、たとえ注文住宅でもあったりするんです。

じゃあどうやって理想に近づけるのか…それには

「優先順位を決める」ことが大切だと思っています。

もしどちらかしかかなわないならどっちを取るかという事をあらかじめ決めておく
ということですね!
そしてマイナス要因がある場合はちょっと頭を切り替えて
解決策がないのか
本当にそれは我慢できない事なのか?
代替え策はないのか?
とひとつひとつ潰していってみてほしいと思います。

私の場合

①駐車場はすぐ近くで借りられたし、老後は車に乗らなくなるかもしれないし、その時駅もまあまあ近いので問題ない。
っていうか、賃貸の時4階だったので、敷地内に駐車場があるとはいえ部屋のドアから駐車場まで結構距離があったんですよね~。なので逆に近くなった気がしました。
②どうも使い道がないと思っている部屋も、考えようによっては使えるじゃんと思考を切り替えた。
③段差は課題ではあるけど、手すりを付けるとか、逆の発想では足腰鍛えられていいやん、と思う事に。
④まぁまぁ古いけどその分安い!
⑤お風呂のカビは入居前に美装屋さんがめちゃくちゃきれいにしてくれてあっさり解決。寒いお風呂対策は電気ファンヒーターを使うとか対策してますが、最悪老後リフォームか?(お金があればですが)

という感じでしょうか。

いや~書いてみるとどれも新築には起きない問題。
やっぱり新築はいいですね~。当たり前ですが笑。

というわけですが
土地探しにしても新築にしても
ご要望を書き出して、ご家族で話し合って優先順位を決めておいてくださいね!

そしてもしマイナス要因が出てきた場合は、代替え策や解決策はないのか、思考を変えてみたらどうなのか?を考えてみていただければと思います。

もちろん「我慢」をオススメしているわけではありませんので!

長くなりましたが、次回は「買うにあたっていろいろ発生した問題」について書いてみたいと思います。