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豊かさを実現する家づくりとは
昨夜は伊賀の「大仙寺」さんというお寺でjazzのライブがあって行ってきました。
去年に引き続き2回目、私も2回目参加です!
本堂でお酒を飲む、本堂でjazzを聞く、本堂に3時間くらい滞在する
という、なかなか無い経験をさせてもらったのですが、これがめちゃくちゃ楽しいんですよ~。地元という事で来ている人に知人も多くて、一緒にお酒を飲みながら盛り上がる・・・うーん・・・何より、音楽っていいですねー。
ヴォーカルの方は名古屋で活動している「日比しおり」さん、ピアノは伊賀出身の「風呂矢早織」さん、ベースは名古屋で活動されている「出宮寛之」さんドラムは伊賀在住の「田中」さん、
皆さん海外で活躍されていた方で、すごいメンバーでした!
次回も絶対行きます(笑)
ドラムの田中さんは、若い頃海外で音楽活動をされていたそうですが帰国後伊賀でお仕事しながらご結婚、お子様もいらっしゃるそうです。
家族を持つと仕事と家庭とで、そして子供が小さい間はなかなか自分の趣味に使う時間やお金が捻出できないこともありますが、家族との時間も大切にしつつご自分のやりたいことが出来るのって素敵ですよね。
「豊かさ」の感じ方って人それぞれだと思いますが、
家づくりで考えると、土地も家も、大きくなればなるほど、確かに豊かさとか贅沢さが増すものですが、果たして本当に暮らしと心が豊かになるものなのでしょうか。
それによって予算が膨らんで、ローン返済が増えて、生活が圧迫されてしまうとしたら・・・
住宅ローン返済が大変で、家族で旅行も我慢して、趣味はあきらめて・・・等と様々な制約が出来てしまったら、決して「豊かな暮らし」とは言えなくなってしまうのではないでしょうか。
家づくりを始めると「家を建てる事」がゴールというか目標になりがちなのですが、いえいえ、家づくりは家族が豊かに暮らすためのスタート地点で、そこからどんな暮らしをしていくのか、という事が一番大切ですよね!
弊社では、
「余白」を取り入れた豊かで贅沢な暮らし
ではなく
「無駄を省く」ことによって豊かで楽しい暮らしが実現できるのではないか
と考えています。
そこで、家づくりにおいての「無駄」とそれを省くためにどうすればよいかを、弊社がご提案させていただいている「SIMPLE NOTE」の家づくりからお伝えしたいと思います。
まず一つ目は
「南向きにすることの無駄」
です。
土地探しを始めると、サイトの情報や不動産屋さんの情報の中に「日当たり良好!南向きの土地」というようなキャッチコピーが見られることがありますが、南向きの土地は現地を見に行くと確かに日当たりも良く見た目の印象も良いことから人気の土地で、そうなると価格が最も割高になります。
また、設計をうまくやらないと家にかかる費用や外構代も高くなりがちなんです。
それは、家の中が丸見えになるのでカーテンは絶対必要ですし、強風の影響を受けやすいのでシャッターも必須、目隠しや防犯のための外構も必須になるからです。
南向きの土地だと家も日当たりの良い明るい家にできる!
というのは全くそうではないんです。
二つ目は
「必要以上に広い庭を作る無駄」
です。
もちろんガーデニングが趣味とか、そのお庭でやりたいことがあるという場合は別ですが、そうでない場合は、庭を広くすると手入れが大変になりますし、余白が多くなればメンテナンスをしないといけない面積も増えて、手間もお金もかかってきます。
ですので、必要以上に庭が出来ないように、家に合わせた必要最小限の土地をご購入していただいて、無駄な余白が出来ないように設計をするのが良いと考えています。
三つめは
「外構工事」です。
目隠しや防犯の意味で外構工事に必要以上にお金をかけなくても、家の設計によってカバーできることがあります。
また、外構工事に関しては家の雰囲気を引き立たせるために作り込みたい、という方もいらっしゃると思います。
もちろん、予算にゆとりがあるばあいはそこにお金をかけていただいて良いと思います。
ただ、厄介なことに、思った以上にはるかに工事価格が高く、実は予算が大きくオーバーする要因の一つでもあるんです。
ですので、弊社では、必要以上に外構工事にコストをかけなくても良いように家の設計をさせていただいています。
いかがでしょうか。
このように、様々な面から「無駄」を考えて省いていくことが出来るのですが、次回はこの続きで家にまつわる無駄についてをもう少しお伝えしていきたいと思います。