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豊かさを実現する家づくりとは その2

今日は伊賀市の小学校の卒業式ですね!
実は稲岡の孫も伊賀市の小学6年生、今日卒業式です。
息子が送ってきた写真を見てジーンとしている稲岡です。
写真は6年くらい前に、当時単身赴任で浜松に住んでいた息子のところに一緒に行ってウナギを食べた日の写真。私がウナギ大好きなので息子に連れて行ってもらって、そしたらその後孫が「おかたん(と私の事を呼んでいます)ウナギ好きやからあげる」と言ってくれたウナギのキーボルダーはチェーンが壊れてしまった今でも大事に持っている私の宝物だったりします(笑)

今日のブログは前回に引き続き「豊かさを実現する・・・」なのですが、
こんなちょっとしたことでも心が豊かになりますね~。

と言いつつ・・・本題です!
前回は土地代や外構代にかかる金額を下げるためにカットできそうな無駄についてお伝えいたしましたが、それを実現するためには家の設計から考えないといけません。

土地の一番南側にリビングを配置しなくても明るい室内にする設計、
そのために余分に広い土地を購入しなくても良い設計、

目隠しの塀などを作らなくても外からの視線が気にならなくて防犯的にも安心できる設計、
凝った外構でかっこよく見せなくても家自体で美しく見せられる設計

・・・・等ですね!

そのためにも家の無駄を省くことを今回はお伝えしたいと思います。

無駄とは「家はこうあるべき」というような今まで当たり前だと思っていたことでもあるので、それが何かをまずは知っていただければと思います。

まずは
「カーテン」
家にカーテンがあるのは当たり前で、カーテンが要らないって考えたことないという方もいらっしゃるかもしれませんが、
カーテンについて掘り下げて考えてみると、実は様々な問題があることに気づくのではないでしょうか。

カーテンがあることで家の中が薄暗くなる、
外が見えないから開放感が感じられない
窓が開けられない
カーテンのお手入れやレール上の埃掃除が面倒
新築時に家中にカーテンをオーダーすると結構な金額になる

等でしょうか。

もしカーテンが要らない窓を作ることが出来れば、これらの問題はすべてなくなります。
家の中はいつも明るく、外が見えるので開放感も感じられるし、窓が開けられるので風通しは良く、カーテンのお手入れやレールの埃掃除もしなくて良い、カーテンにかかる費用がなくなる
というわけですね!

さらに窓を減らすことが出来れば、窓掃除の手間も減るし戸締りの心配も少なくなるし耐震性や断熱性も高くなります。

続いて
「シャッター」
シャッターはカーテン以上に値段は高くなります。
台風のとき、シャッターがないと何かが飛んできたときにガラスが割れてしまうかもしれないですし、旅行に行くときなどシャッターを閉めないと心配だし、旅行に行かなくても場合によっては毎日夜になったらシャッターを閉めないと防犯的にも心配・・・
という事で当たり前のように南側の大きな窓にはシャッターを設置すると思いますが、
これも実は設計次第で100%無くすことが出来ます。

最後に
「2階建て」
最近は平屋が流行りになってきていますが、まだまだ家は2階建てが当たり前というイメージをお持ちの方も多いと思います。
これは実は居室はすべて南側に持ってきたいという固定概念があるからだと思います。
でも冷静に考えると、夜にしか使わない寝室に明るさは必要でしょうか。
昼間は学校に行っていて、ほぼ使うのは夜になる子供部屋も、南向きじゃないとだめなのでしょうか。
そう考えると、南側に作りたい部屋って限られてくると思いませんか。
これによって間取りの幅はずいぶん広がるのではないでしょうか。
また、家の南に無駄な余白をつくる必要がなくなると、平屋が建てられる土地に2階建てを建てなくてよくなります。
平屋にするだけで耐震性や断熱性はあがりますし、家事動線も良くなりますし、老後も暮らしやすくなりますね!

これらことは「当たり前にそうしなければいけない」と思っていたのではないでしょうか。

これらが土地代や外構代も高くなる要因になっていることに気づいていただけたのではないでしょうか。

では次回もさらに「無駄」についてお伝えしたいと思います。