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マイホームは資産になるか負債なるか

 「サンマを家のキッチンで焼くか焼かないか」
「賃貸か持ち家か」

この二つは賃貸に住んでいる方の永遠のテーマではないでしょうか。
あ、サンマは関係なかったですね笑
ちなみに稲岡は賃貸から一軒家に変わったのですが、リフォームしたキッチンでサンマを焼く勇気がなく、なんと「庭」で焼きました笑。
あ、でも庭でサンマが焼けるというのも一軒家ならでは?ですよね!
というわけで一軒家暮らしを楽しんでいる稲岡です。

こんな風に心情的なことでいうと、賃貸に住むより持ち家に住む方が暮らしの質が上がると感じています。

でもどちらが良いかはそれぞれの人によって(収入や環境や状況など)違いますし終わってみないと分からないのかもしれません。
「賃貸でずっと暮らした方がいい」
というご意見をお持ちの方もいらっしゃいますが
歳をとると賃貸は仮りくくなったり借りられなくなったりすることがあります。

それは、収入面の理由もありますが
その部屋でもし亡くなったりした場合「いわく付き物件」になり大家さんが損失を被るからです…

私が色々悩んだ挙句、大変なのは承知の上で思い切って家を買ったのには、この「歳をとると借りにくくなる」という事も大きな理由の一つにあります。

そんなわけで個人的にはマイホームを持っておいた方がいいかなと思っていますし、
またいずれマイホームを持とうとお考えなのであれば早い方がいいと思っていいます。

先延ばしすればするほど、その間の賃貸代もかかってきますし、住宅ローンの完済年齢も上がりますし、歳をとればとるほど病気などの理由で住宅ローンが借りづらくなってしまうリスクも上がりますから。

ではこのマイホームですが「資産」にすることができるのか「負債」にしてしまうのかはその持ち方にかかっているかもしれません。

マイホームを購入する際に考えておかないといけない事のひとつに「維持管理コスト」があります。
イニシャルコストだけでなくランニングコストにも目を向けておかないといけないという事ですね。

例えば電気やガスなどの光熱費。

主に電気をつくる火力発電の燃料となる液化天然ガスや石炭が値上がりするとそれに伴って電気料金は上がっていくと予想されます。

ですのでせっかく家を持つのであれば太陽光発電の設置もご検討してみては、と思います。太陽光発電は賃貸では設置できないのですから。

また、住宅ローンの返済にいっぱいいっぱいで積み立てが出来ないといった状況にもならないように気を付けていただきたいと思います。

日本はインフレが進む可能性が高く、物価が上がってくわけですが、それに伴って所得が上がらない限り家計はどんどん苦しくなっていってしまいます。

そして物価が上がるという事は現金の価値が落ちるという事なので、できれば銀行の預貯金だけでなく新NISAを利用して積立投資も家を建てるのと同時に始めた方がいいと思っています。

家を建てる予算をギリギリまで上げてしまうとこれらに回すお金の余裕がなくなってしまいますが、それが出来る場合と出来ない場合で将来的には雲泥の差が生じる可能性が高くなります。

マイホームを持つと、暮らしの質が上がりますし、将来の不安が減る・・・
はずなのに、マイホームを持ったことで生活が苦しくなったり将来が不安にならないように、しっかり資金計画をしてさらにランニングコストの事も考えていただきたいなと思います。