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失敗しない家づくりの第一歩は正しい資金計画から!

お盆休み開けて数日たちましたが…
お盆休み中、子供たちが帰省して来ていたけど、お墓参りや実家や近所へのお出かけ以外、大したお出かけをしませんでした。
なのに…気づいたら「それなりに」お金使ってるんですよね~笑。
節約節約・・・
と思っていたのに、昨日のお休みに友達と奈良へランチに行った稲岡です笑
友達が予約してくれてあったおしゃれなお店は、生駒の「UN」というお店でした。
ランチはサラダビュッフェがとても美味しかったです。ドレッシングも自家製みたいだしドリンクバーのドリンクも自家製みたいで、どれもクオリティ高く、お店の方の接客もとても良かった!

そしてさんざん食べて喋った後、帰り道に再度お茶をして…
こちらはほうじ茶のアイスとゼリーと本わらび餅のセット。こちらもめちゃくちゃおいしかったですよ!
こちらは「Lier幡」というお店ですが、ここは有名なのでご存知の方も多いかもしれないですね!おしゃれな雑貨やお洋服やバッグも置いてあって、ゆっくりまったり過ごせました!

子供たちとすごす休日ももちろん楽しいのですが、こうやって友達と過ごす休日も大切ですね~さんざんおしゃべりしてあっという間に夕方になり、かなり充実したお休みを過ごせました!

さて、本題です!

今日のブログは「家づくりの一番最初にすべき、資金計画」についてです。

なぜ一番最初にすべきかというと
資金計画をすることで、銀行からの借入金額が明確になり、その金額から土地代にいくら使えるのか、また家にいくら使えるのかを決めることができるからです。
資金計画をせずに動き出してしまうのは、財布にいくら入っているのかわからないのに買い物するようなもの。買い物しているうちに、足りなくなって、とりあえず電子決済で済ませて、引き落としの時に「こんなに買ったっけ?」と後悔してしまうような・・・

というわけで、いきなり土地を探すのではなく、まずはご自身の「予算」を正しく導き出すことから始めていただきたいと思います。

先に買いたような買い物の時だと、買い物しながら「ちょっと使いすぎてるかな」「これはやめとこう」とブレーキをかけることもあるかと思いますが
家に関しては、予算が明確になっていないとどんどん上がっていきがち。
それは、住みたい地域や土地の広さ、家の広さや仕様、キッチンなどの水回り、などなど、予算アップの引き金となる要素が無数にあるからです。

というわけで、今回はその資金計画について深堀りしてみようと思います。

まず、資金計画で最初にすることは、銀行からの借入額をいくらにするか決めることなのですが、

借入額は「月々の返済額をいくらにするのか」から決まってきます。

それを決めるために必要な要素は、金利と返済年数ですね。

そしてそこから逆算すると「総予算」が決まるというわけです。
(自己資金がある場合はそこにプラスします)

様々な物価が高くなった現在では、建築価格もびっくりするくらい高騰しています。

コロナ前であれば、基本的にローンはご主人だけで組む、月々の返済金額はご主人のお給料の手取りの1/4くらいが理想で、できれば1/3までに抑える。というような感じでしたが、
建築価格だけでなく土地代や外構代、家具や家電も高くなってしまっているので、これはほぼ不可能になってきました。

例えばご主人のお給料が月30万円だとすると、手取りはおおよそ24万円、そうすると返済金額の理想は6万円で上限は8万円ということになりますね。
金利を1%として返済年数を35年で逆算すると借入額は2835万円程になります。
そこに自己資金を合わせた金額が家づくり総予算になるわけですが・・・

現在は建築費だけでこの予算を超えてしまう事もあるし
土地代やその他すべてを合わせると、おそらく以前に比べると1000万円くらい上がっています。

その結果、借入額を増やすしかないのですが、そうすると単純に返済負担は3万円ほど高くなります。もしくは返済年数を40年にして2万円くらいの負担増に・・・という計算になるのですが、手取り金額がかわらないままに負担だけが上がるのは、正直しんどいのではないでしょうか。

ですので、現在はご主人の給料だけで住宅ローンを組むのではなく、ご夫婦で収入合算してローンを組むことを考えることになるかもしれませんね。

ただ、それは奥さんがずっと働き続けることが前提になってしまうので、出産や育児を理由にフルでは働けなくなるリスクも想定しておかないといけませんし、ケガや病気で収入が減るというリスクだってないとはいえないので、以前よりもシビアに考えておく必要もあります。

そこで、
例えば不要な保険があれば解約して「貯蓄」にまわしたり、
家づくりの負担もできるだけ軽減できるように考えて、その分も「貯蓄」に回す、

ということも頭においていただいて、リスクに少しでも備えていただければと思うのですが・・・

実際にどうやってそれをしていけばよいのか、ご自身の家庭に合った予算、借入金額はいくらなのか、それらはご夫婦お二人で考えて決めるのはなかなか大変だと思いますので、川森建築では、プロのファイナンシャルプランナーにライフプラン相談をしていただく機会をつくっています。

お家づくりを始める前に、ぜひ一度ご相談くださいね!