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お客様にお配りしている川森建築のカレンダー、毎年SOU・SOUのものなのですが大好評で楽しみにしていただいている方も多いんです！
来年は「動物」でめちゃくちゃかわいいんですよ。
数に限りがあるのでお客様限定にさせていただいているのですが、今から年末にかけてお配りさせていただきますので、お楽しみにお待ちくださいね。

さて、川森建築でご提案させていただいているシンプルノートの家は、室内も外観もできるだけシンプルに仕上げることを心がけています。

室内をシンプルに仕上げるというのはどういうことかというと
出来るだけ凹凸をつくらずに直線的な空間に仕上げることと、内装は白ベースにして、それ以外は2～3色でおさめるということです。

直線的な空間にする効果は、凹凸が多いと目に入る情報量が多くなるので、それが空間を狭く感じさせるからです。

白ベースにしてそれ以外を2～3色でおさめる理由は、光の反射・拡散効果を最大限に利用することで室内を明るく、そして広く見せるためです。色がたくさんあると、凹凸がたくさんあることと同じように目に入る情報量が多くなり、空間を狭く感じさせるからです。

また、家具や生活用品を置いたら必然的に色がたくさん入るので、内装にたくさん色を使っているとゴチャゴチャしてしまうからですね。

というわけで弊社では、室内を出来るだけシンプルに仕上げるようご提案させていただいています。それに、家そのものの存在感を薄くした方が、家具や雑貨などをおしゃれに揃えたときにより一層引き立ちますね！

そして弊社では外観もシンプルに仕上げているのですが
それにも理由があるんです。

まず一つ目には

「プライバシーの担保」があります。

快適な暮らしを送るには「プライバシーが担保されているかどうか」ということが結構重要になります。
外から丸見えだと、パジャマのままで家の中をウロウロしにくいし、人目がきになってくつろげませんよね。
ですので、道路から見える所に窓をつけず、中庭や吹き抜け等を使って室内に光を安定的に入れるように設計します。
その結果、外観はスッキリし、目隠しのカーテンも必要なくなります。そうすることで家の中がすごく明るくなり、開放感も感じられるようになります。

そうやって外観をスッキリさせることで、見た目も美しくなるのですが、その効果は外構工事にあらわれます。どういういことかというと、家がカッコいいと外構に凝らなくて良いですし、目隠しするためにガッツリ外構をするという事も必要なくなります。
家そのものが美しいと、それだけで存在感が生まれますしね！

外構工事は、思ったよりコストがかかることが多く、大幅に予算がオーバーしたり、また逆に資金が足りないから外構工事が出来ないということにもなりがちです。

また、このような外観にすると、外から見ただけでは間取りがわかりづらく、外周部に作る窓が小さいと防犯のための小細工をしなくてすむので、それだけで防犯対策にもなります。

というわけで、シンプルにすることは、スタイリッシュで美しいということだけでなく、様々な効果があることを知っていただければ、と思います。