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適切な広さって?
先週末は伊賀市にて花火がありました!
西条にお引越ししてから花火の日は事務所前でスタッフとその家族でバーベキュー、その後花火観覧が恒例になりました\(^o^)/
今年はIETO COFFEEスタッフやその家族も一緒に。
IETO COFFEE閉店とともに、準備を始めて、まだ明るいうちからバーベキュー。
おなか一杯、お酒も一杯笑 になったころ、花火が上がり始めました。
ここから一応見えるんですよ。建物で半分み切れてたりもしますが笑
今年初花火の稲岡ですが、
花火はやっぱりいいですね~。
とっても楽しかったので来年も楽しみです♪花火が楽しみなのか、バーベキューが楽しみなのか笑
さて、本題です。
前回のブログの続きになりますが
数年前と比べると建築費がかなり上がってしまった現在は、その負担を少しでも軽減するために家の面積を圧縮することを考えましょう
というわけで前回は「なくてもいい場所」を削るということについて
お伝えしました。
今回は、部屋の広さについて考えてみたいと思います。
それぞれの部屋の「適切な広さって?」というお話です。
広い方がいいなぁ という希望のままに広い部屋にしていくと
それはコストに直結してしまうので
少し辛口にLDKについても考えてみますね。
まず、寝室に広さは必要なのか?
を考えてみてください。
文字通り「寝るだけの部屋」である寝室ですが、
家にいる時間の、そして起きている時間の中で、どれくらいを寝室で過ごすでしょうか。
ほとんどの時間はリビングで過ごしていないでしょうか。
そして、昔の家と違って今の家は収納が充実しているので
昔のようにタンスやドレッサーを寝室に置く必要もなくなりました。
テレビも置かなくなりましたね。
テレビ自体が昔よりかなり薄型になりましたし、壁掛けにすることも多くなりましたので、置くとしてもそんなに場所を取らなくなりました。
そう考えると実は寝室は基本的にはベッドしか置かない、というご家庭が多いのではないでしょうか。
置くベッドの数とサイズにもよりますが、
セミダブル2台とかシングルとダブルを並べて置くのであれば、
実は6畳で十分だったりします。
子供部屋に広さは必要?
ご実家のあなたが使っていた部屋がどうなっているかを思い出してみていただくと
子供たちはいつか家を出ていき、その部屋が空き部屋になるということですよね。
また、小さい間はほとんどリビングで過ごし、パパやママと一緒に寝室で寝たりしますよね。
家を建てて数十年暮らす中で子供部屋をしっかり使う時期って意外と短いものなんです。
でも思春期のことを思うと部屋はやっぱりあった方がいいですよね。ただ、そこにたくさんのコストをかけて広くする必要はないのではないでしょうか。
4.5畳でも十分だと思いますし、もしかしたらそれ以下でもよいかもしれません・・・
そして最後にLDKについて。
ここは、広い方が良い!というご意見が多い場所ですね。
開放感のある広いリビングで過ごしたいですものね。
でも、反面、広くするということは空間に余白ができるということで、
多くの場合、その余白はダイニングとリビングの間にできます。
余白が多いと人は何かものを置きたくなり・・・その代表的なものは日常的に使うものだったりします。
子供が小さい間はおもちゃだったり、ランドセルや勉強道具や習い事の道具、
もしかしたらパジャマや制服なんかも・・・
そしてLDK横に和室があると、そこは物置と化してしまうことが多く
対面キッチンにカウンターをつけても、そこも物置になってしまうことが多いです。
なぜそうなるのかというと
ちょうどいい場所にちょうどいい高さのスペースがあるからなんですよね。
このように、余白が増えると物が増える原因になりがちで
やみくもにLDKを広くするのもどうなのかなと、
それはそれぞれのご家族の暮らし方や性質にもよりますので一概には言えませんが
うちは物が増えてしまいそうだな
と思われるのであれば、広すぎるLDKやキッチンカウンターも
いったん考え直してみても良いかもしれません。
もちろん、予算的に問題がないのであれば広くしても全然大丈夫です!
もし予算が少し厳しいので、どこかでコストを抑えることを考えたい ということであれば、
前回お伝えした
「その場所、部屋は本当に必要なのか」ということと
それぞれの部屋、場所の広さについてもう一度話し合って
少しでも家をコンパクトにできないかを検討されてみるのが良いかなと思います。