ブログ-blog-

平屋を建てるために その1

ブログ投稿がすっかりご無沙汰になってしまった稲岡です💦 ご無沙汰しているうちに6月になってしまいました・・・
さて、この花はなんでしょう?
はい、胡蝶蘭です。実は去年営業所移転した際にいただいた胡蝶蘭、花が全部散った後、葉っぱが元気だったので少し残してみたのです。育て方をググって、その通りに剪定し、事務所に置いておきました。育てるといってもほとんど放置笑 時々お水をあげていたくらいだったのですが、新しい葉っぱが出てきて、「頑張ってるな~」と思っていたら、少しだけ花が咲き始めました!
奥に写っている枝にもつぼみがあるの、わかりますか?
まさか1年後に咲くと思っていなかったのでびっくりです。残してよかったです!でも来年はさすがに無理かなぁ。

話は変わりまして、今日からのブログは何回かにわけて、「平屋を建てるために」シリーズになります。

最近平屋が人気ですが、「平屋は高い」と思われている方も多く、本当は平屋にしたいのに最初からあきらめている方も少なくないと思います。

確かに2階建てのお家に比べて、基礎や屋根の面積が増えるので割高感がありますし、ここ数年の原材料費の値上がりによって、その感覚はますます強くなっている気もします。

でも、感覚ではなくて論理的に考えてみると、実際には平屋と2階建てのお家とではそんなにも価格差が生まれるわけでもありません。

そもそも平屋が建てられるかどうか、それは土地の条件にもよりますが、
もし平屋を建てられる土地なのであれば、前向きに考えていただけたらと思います。

ではなぜ2階建てと平屋とでそんなに価格差がないのかというと、2階建てに比べて平屋のほうが面積を圧縮できるからなのですが、
それはなぜなのでしょうか?

それは

「2階建てにあって平屋にないもの」

があるからです。

例えば「階段」ですね!実は階段は上下階合わせると2坪(4帖)必要なのですが、それが平屋には必要ないですよね。
次に「トイレ」2階建ての場合は上下に欲しくなりがちですが、平屋だと基本的には1つで大丈夫かと思います。そうすると1帖(0.5坪)減らせます。
さらには、平屋は2階建てに比べて「廊下」を少なくしやすいので、この分も圧縮できます。

また、子供たちが小さいうちの「収納的」な場所や、親御さんが泊まりに来た時の「寝る部屋」や、自分たちの老後の「寝室」としてほしくなる、リビング横の和室など、余分な1部屋も、平屋にすると必要なくなります。
親御さんが泊まりに来るのは子供たちが小さいうちだけのことが多いので、子供たちが小さいうちは使っていない子供部屋に寝てもらえばよいと考えると、必要ないですし、子供たちが小さい間のお昼寝場所や遊び場所、自分たちの老後の寝室も、平屋だとすべて1階に居室があるので、作らなくても大丈夫ですよね。

というわけで、この余分な部屋4.5帖~6帖(2.25坪~3坪)も平屋だと減らすことができます。

このように、実は平屋は2階建てに比べて面積を圧縮できるので、お家の総費用は、2階建てとかわらないか、もしかしたら安く建てることができる場合もあるんです。

将来的なメンテナンスコストを考えても、例えば外壁や屋根や樋などのメンテナンスの際に必要な足場代なども、平屋と2階建てだと全然違ってきますし、樋に関しては平屋だとはしごや脚立を使って自分たちで掃除したりもできますしね。

ただ、平屋の場合は、間取りの作り方が2階建てよりも難しくなります。

というわけで、次回は「平屋の懸念点」についてお伝えできればと思います。