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ニュースレターにも書いたのですが、先月娘の一人と東京に行きました。

ちょっと行きたい目的があっていったのですが、
その予定が終わってから、帰りの時間（夜行バスだったので）まで時間があり
娘が「下北沢に行きたい」というのでついていきました。

東京、仕事でも何度か行っていますが、実は稲岡、下北沢に行くのは初めてです。

娘の目的は「古着屋」で、下北沢には古着屋がいっぱいありました。
もうほんと、若い子だらけで、人がいっぱいで、
狭いお店も多く、
すっかり人込みに疲れた私(^_^;)
あちこちのお店を連れまわされて、もう最後には娘に何を聞かれても返事が出来ないほど「思考能力ゼロ」にまで疲れ果ててました

家具や雑貨等はアンティークが好きな私ですが
古着に関しては「これの何が良いのだろう・・・」と思うようなものもあって
たとえば、首回りや袖口がボロボロになっているトレーナーとか(笑)
でも、娘は熱心に見ていました・・・いや～わからない世界です（笑）

さて話は変わりますが本日は土地探しをしている方向けに
南向きの土地についてお伝えしたいと思います。

南向きの土地は、一般的に「良い土地」とされていて
それは、間違いなく日当たりが良いからなのですが
部屋をすべて南向きに出来そうですし洗濯物もよく乾きそうですよね
そんなプラスのイメージがあるからだと思います。

でも、実は南向きの土地には大きなデメリットが存在します。

とはいえ、南向きの土地だけでなくすべての土地にはメリットとデメリットの両方があるのですが、デメリットの多くは設計によって解決できることがほとんどです・・・

が・・・

南向きの土地に関しては、南向きのメリットが、設計によるデメリットの解決を阻みやすいというやっかいな問題を抱えています。

ですので、そこを解決するために建てる方の理解が必要となってくるので、そこをご理解いただければと思います。

まず、最大のデメリットは

「予算が大幅にアップする！」

ということです。
土地代、建築代や外構代までも割高になってしまいがちなのです。

では、なぜ土地代が高くなるか
というと
土地の価格は人気がある土地程高く設定されるからです。
高くても売りやすいからですね！
そして人気がある土地は早く売れてしまうので
結局高くても買わざるを得なくなります。

というように土地代が高くなる理由は分かりやすいと思いますが
なぜ建築代までもあがってしまうのかというと

それは南向きの土地は最もプライバシーと防犯性が悪くなりやすいからです。
せっかく日当たりが良い南向きの土地を買ったら、出来るだけすべての部屋を南向きでつくり、南向きの窓からたくさんの光を入れたいと思いますが、そうすると居住スペースが丸見えになってしまいます。

なので、外からの視線をシャットアウトするために、それらの窓にはすべて遮光カーテンをつけないといけなくなります。

そして南向きの土地で南向きに窓をたくさんつくるということは、正面にガラスが多くなるので、台風や強風に備えてシャッターもつけざるを得なくなりますよね。
旅行などで数日家を空ける事もあるでしょうし、そんな時は防犯のためにシャッターを閉めておきたいでしょうしね。

というわけで、大きな窓の数だけ高価な遮光カーテンとシャッターというオプション工事が必要になるというわけです。

外構も同じような意味で防犯とプライバシー強化のための工事が必要になりコストアップになります。

例えばウッドデッキを設置したとしても、あまりに丸見えでは、そこでくつろいだりバーベキューをしたりも出来なくなるため、目隠しの塀が必要になってしまいます。

家のカーテンや窓を開けようと思うと、目隠しの植栽や塀は作ってもらわざるを得なくなりますよね。

このようなわけで、土地だけじゃなく家や外構のコストもアップしてしまいがちなのです。

土地探しをしていると「南向きの日当たりの良い土地」にこだわって探したくなるかもしれませんが、このように経済的なデメリットもあることをぜひ知っておいていただければと思います。