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頭金も繰上返済もしない家づくりとは その2

皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年のお正月はとてもおめでとうと言えない始まりになってしまいましたね。

変わらない日常を過ごせることに改めて感謝し、
そして自分たちの出来ることをしていかないといけないなと思ったお正月でした。

写真は娘たちと一緒に私の母の家にお邪魔した時のお昼ご飯。

実は去年のお正月は実家に行きませんでした。
ひとり暮らしの母はとても元気な人なのですが、
なんだか色々あったのか、「お正月は友達と過ごしたり、ゆっくりしたい。」と連絡があり去年は行かなかったんです。

でも今年は「何にもごちそうできないけどおいで」とお声がかかり
遠慮なくお邪魔してきました。

いや~ごちそう出来ないって充分ごちそう・・・
ごちそうよりも、茶わん蒸しや煮物やなます等、母の手料理はいつも美味しく
この料理をいつまで食べれるかな~
地震のあった後ということもあり、改めて長生きしてほしい と思ったお正月でした。

さて、本題ですが
去年年末の投稿からすっかり時間がたってしまいましたが
去年の続きになります。

頭金も繰上返済もしない家づくりとは?

欧米では高いインフレを抑えるために
利上げをはじめとした金融引き締めに本格的に乗り出しているのですが
今のところ日本では
長期金利の上限幅を引き上げたものの
金融緩和は維持され、金利は上がっていません。

今後どうなっていくのかはわからない状況ではありますが
今のところは
この低金利をうまく利用しては と思うわけです。

長らく低金利が続いているので、ある意味感覚が麻痺してしまっていますが
冷静に考えると現在の日本はありえないくらいの低金利なので
この金利をさらに圧縮することに全力を注ぐよりも
今の低金利の間に、例えば固定金利で出来るだけ長く借りておいて
手元の資金を
住宅ローンよりも利率が高い投資に回した方が良いのではないか
という選択です。

また、毎月コツコツと貯金をして
貯まったお金で10年後20年後に繰り上げ返済をすることもできますが
そうやって利息を圧縮するよりも
その余剰資金を積立投資に回した方がよいのではないかという選択です。

積立NISAは今年から大きく制度が変わることもあり
そして銀行に預けてもほとんど増えない今の金利を考えても
投資に回す という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

「投資」と聞くとリスクもあるしどこか不安になる方も多いと思いますが
もしご要望が多ければ、
「積立NISA」についての勉強会やセミナー等をプロのファイナンシャルプランナーに依頼して開催しようかとも考えておりますので
ぜひご相談くださいね。

ただ、
それをするためには
1つだけ気を付けていただかなくてはいけないことがあります。

それは、「家づくりの総予算を抑える」ということです。

家づくりの予算が増えて毎月の返済額が高くなりすぎれば
頭金を入れざるを得なくなりますし
生活していくだけでいっぱいになり
とてもじゃないけど積立投資に回す余裕なんてない ということになるからです。

ではどうやって家づくりの総予算を抑えるか。

まずは「適切な家の大きさを知る」ことが大切です。
そして本当に必要なものと、必要じゃないものを
しっかりと見分けられる力も大切です。

そして次に「土地」ですが
適切な土地の広さを知ることはもちろん、
価格が高い南向きの土地にこだわらなくても良いことを知る、
つまり良い家を建てるために土地の向きは全く重要ではないという事を知ることが大切です。

そして見落としてはいけない「外構費用」ですが
外構費用を抑えるためには
適切な土地の広さを知ることはもちろん
ムダな余白を作らないように家を建てる事も大切になります。

これらを知ることで
確実に家づくりのコストを圧縮してくれます。

家づくりを始めると
夢はどんどん広がり、あれもこれも と欲が出てきます。
みんな何とかなっているから大丈夫だろう。
と思ってしまいがちです。

でも、ぜひ人生を長い目で考えていただいて
これらを考えてみてはいかがでしょうか。