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ライフスタイルに合わせた間取り

少し前になりますが、レゴランドに行ったという息子たちがレゴを買ってきて組み立てていました。
キャンピングカーで色々な人がいて楽しいレゴだったのですが、
それを見ながら、キャンピングカーって憧れるな~と思った稲岡です。
キャンピングカーではないかもしれませんが
テレビで「車で移動しながら生活するスタイル」とか「自分の敷地内に駐車している車で生活するスタイル」とか、見たことないですか?
もちろんめちゃくちゃ狭いですが、身軽で、ちょっと憧れるな~と思ったのを思い出しました。

自分の今の暮らしに当てはめると、「暮らし」は出来ても、あきらかに収納が足りない!
と思うのですが
よく考えてみたら、我が家の収納に入っている物の中で、絶対に必要!と言えるものってどれだけあるかと思うと、意外ともっとごっそり断捨離出来るかも。と思います(^^;)

さてさて、本題です。
今日のブログは、家づくりの間取りを自分たちのライフスタイルに当てはめて考えてみよう!というお話です。

今、定番になっているLDKの間取り、
そして対面キッチンというスタイルは
共働きが当たり前になった現在のライフスタイルに合わせた間取りの考え方です。

リビングですごす家族の様子を見ながら
ダイニングで宿題をする子供たちの様子を見ながら
という「ながら」作業をするためには対面キッチンはピッタリですものね。

家事をしながら自分の時間も作りたい
という奥様にはこのような合理的な間取りは必要ですものね。

というわけで
現在ではほとんどの間取りはリビングダイニングキッチン、LDKを生活の中心とした間取りになっているわけですが、
そうなると、ほどんとの方は
「LDKを広くしたい!」とおっしゃいます。
家族みんなが過ごすわけですので、そりゃ広くしたいですよね。

でも、部屋の広さ→家の広さ はコストに跳ね返ります。
出来るだけ広くしたい!と広くすればするほど、コストは上がっていきます。

そして、
リビングダイニングを広くするとどこに余白が出来るのかというと
ダイニングとリビングの間、つまりダイニングテーブルとソファの間だったりします。

そうすると、子供たちがこの余白部分に色んなものを置きっぱなしにしたり
また
余白が増えると
そして置きっぱなしも物が増えると
そこにチェストや収納家具を置きたくなったりして
その結果、せっかく広々としたリビングにしたはずなのに
家具が増えて、
物が増えて
ゴチャゴチャとスッキリしないリビングになって
結局そのせいで部屋が狭く感じてしまうことに・・・
またリビングを広くしたことで1階に充分な収納が取れなくて
余計にリビングの物が増えてしまった・・・
という事にもなりかねません。

そうなるくらいなら
リビングダイニングは16帖くらいにしておいて
1階にしっかりと収納を作る方が
リビングダイニングがスッキリ広々とする気がしませんか?

もし、ランドリーや家事室も別室として作りたい!
と思っていたとしても
日々の家事をどこでどうやってするかを想像してみると
別室よりも
ダイニングやリビングで家事をする方が便利だったり
お風呂の横の脱衣室をちょっとだけ広げてランドリーとして共有する方が便利だったりしないでしょうか。

別室で3帖の家事室やランドリールームをつくるのと
家事はダイニングやリビングですませ、
2帖の予定だった脱衣室を3帖に広げて兼用ランドリーにするのとでは、
コストも全然違ってきます。

家事や育児に忙しい日々を過ごす今のライフスタイルには
やっぱり「ながら作業」が合っていますし
片付けや物探しに時間や手間ばかりかかってしまうのも嫌ですし
広すぎず、合理的な間取りを
ぜひご検討いただけたら、と思います。