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家づくりにかかるお金の話 家を建てた後
先日、Instagramのストーリーでアップしたこのカッコイイ板ですが、
テーブルに加工予定です。
しっかり磨いて美しく整えて、あとは社長が脚を悩み中です(^_-)-☆
やっぱり無垢の木目は美しく、温かみがあって癒されますね~。
素敵なテーブルになりそうです。
お家を建てる時に家具を買われる方も多くいらっしゃると思いますが、特にダイニングテーブル等は定期的に買い換えるものではありませんし、出来れば長く使いたいものだと思うので、そこはこだわって買われる方が多いですね!
家具選びは楽しいけど難しい(~_~;)
ショールームでは素敵に見えても自分の家に置くとしっくりこない事もあります・・・
ポイントとしては「1部屋にたくさんの色を使い過ぎない」ことかもしれませんね。
無垢の木はどうしても色の違いが出てきますが、不思議としっくりくるもの。
ただそこに、クロスの色を壁ごと、天井と変えてみたり、カーテンの色もまた壁の色身と合わなかったりすると、色が入りすぎてなんだかお洒落に見えない。なんてこともありますので、気を付けたいですね!
さて、ダイニングテーブル等はしっかり良いものを購入されるとよっぽどのことがない限りほぼ一生使えたりはしますが、そうはいかないのが家電やお家のメンテナンス。
例えば伊賀にはあまりありませんが分譲マンションを購入した場合だと、
マンションの購入費用とは別に共有部分の維持管理費として「管理費」が必要だったり、将来的に必要になる外壁の修繕やエレベーターの故障などに備えて「修繕積立金」が必要になります。
もちろん、駐車場代も車の数だけ必要になりますね!
ですので分譲マンションを購入する場合には、単純に購入価格分の住宅ローンだけではなく、それらも毎月必要になることを考慮して検討しないといけなくなります。
けれども一戸建てを購入した場合は管理費は必要ありませんし、駐車場代も必要ありません。そして修繕積立費用も、マンションのように自動的に引き落とされていくわけではないので、ついつい「住宅ローンの返済額」だけにしか目がいきません。
でも、家を建てるといずれは必ず必要になってくるこれら「修繕費用」の事もしっかり頭に入れていただいて、毎月コツコツと積み立てていただく必要があります。
では、概算でどれくらい必要なのか考えてみましょう。
今回は取り急ぎ「35歳で家を建てて95歳までの60年間住む」という前提で計算してみましょう。
まずは外壁や屋根等の外部塗装費用です。
もしそれらが15年ごとに必要で1回150万円かかるとしたら
150万円×3回=450万円にかかることになります。
おそらく30~35年後くらいにはキッチンやお風呂等の水回りも入れ替えることになると思います。そうなると、おそらく床や壁のリフォームも同時に必要になりますので、ここには400万円くらいの予算をとっておきましょう。
家電は基本10年と言われています。もちろん場合によってはもっと長持ちする事もありますが、一応10年くらいで買い替えを考えると
エアコンはリビングや寝室だけでも5回も買い替えることになります。
ざくっとリビング用20万×5回=100万
寝室用10万×5回=50万
子供部屋は2部屋は使う時期だけだと考えても10万×1回×2台=20万
トータル170万円になります。
大きな家電というと冷蔵庫と洗濯機ですが、これらはどんな大きさのどんなものを買うかで大きくかわりますね(例えば洗濯機もドラム式か縦型かでかなり変わりますし)
おおよそ冷蔵庫25万、洗濯機15万で考えたとすると
これらで約200万くらい必要になります。
他にもテレビやパソコンや電子レンジや掃除機等々、たくさんの家電がありますが、それらを10年ごとに20万円くらい必要だと考えて、合計100万円の予算をプラスしてみます。
そうすると合計1320万円!
これらが将来的に必要なメンテナンス費用という事になります
もちろん、マンションでも家電の買い替えは必要になりますが。
そして60年間で1320万円必要と言っても、60年後までそれだけの積み立てをする余裕がないかもしれないので、
健康で働くことが出来る今後30年間でこれらのお金を貯めようと思うと
1320万円÷30年÷12か月=おおよそ3.6万円、月々修繕費用として準備していった方が安心!ということになります。
意外とかかりますね
そして、ここからがとても大切なお話になりますが、
もし将来的に増築しないといけないような間取り作りをしてしまったらどうなるかという事を、必ず家を建てる前に考えていただきたい、という事です。
もし、将来的に増築をいしないといけなくなると、
さらに構築費用として300万円~500万円必要になってしまいます。
先に書いたお家の修繕費用は、どんな家でも多かれ少なかれ、時期は早かれ遅かれ必ず必要になりますが、
この増築費用に関しては、最初から想定しておくことで必要なくなります。
このように、お家を建てる際には、今の暮らしの事だけでなく将来の事も考えて計画をしていただければと思います。