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建築会社から見た良い土地の視点

いや~皆さん!!サッカー見ましたか?
私は・・・不本意にも寝てしまったんです(T_T)
昨夜も寒かったじゃないですか、、、超話題ドラマのサイレントを見た後、我が家は古いので寒くて、つい、布団に入ってしまったんですよね~。、起きたら朝でした(笑)

まぁサッカーに関してはにわかファンなのでよくわかっていない(^^;)
な私ですがそれでも今朝はテレビを見て大興奮しましたねー。
何か色々あるけど「頑張ろ」と勇気と力をもらいました。
本当にありがとうございました!
って、まだW杯は終わってませんが(笑)

さて、前回に引き続き、土地に関するお話です。

今日は「建築会社目線」で。

実は建築会社では、一般的に良いと思われている南向きの土地を
それほど良いと思っていなかったりします。
理由は大きく2つ。

まずはプライバシーと防犯性の確保が難しい事

南側に大きな窓を作ってたくさんの光を入れようとすると
それは正面の道路を歩く人、車から丸見えになってしまいます。
そして窓の設置位置や形などから部屋の配置が分かる上に
夜には照明がつくので
どこの部屋に人がいるのかまでわかってしまいます。

そしてカーテンを開けられない窓は
窓を開けることも出来ないので
風を取り込むこともできなくなります。

このような理由から建築会社としては南向きの土地を前向きにはおすすめしません。

そしてもう一つの理由が
土地の値段が一番割高という事です。
みんなが日当たりが良い土地がいいと思っているので
人気がある=高い土地 になります。
人気が高い土地は高くても売れやすく
慌てて購入してしまうと
家づくりの総予算を大幅にオーバーしてしまう事になりやすく
さらには
カーテン代やシャッター代等のオプション部材に余分にお金がかかるし
外構費用も
目隠しや塀や植栽を植えたりしないといけなくなって
多くのお金がかかってしまいがちです。

その結果、思ったような家が建てられなかったり
住宅ローンの金額をあげざるを得なかったり。

前回も書きましたが
土地の日当たりの良し悪しと家の中の明るさや風通し、住み心地の良さは
実はあまり関係ありません。

ですので
今から土地探しをする方にはぜひ
土地の日当たりにこだわらず、
建築会社に土地を見てもらってからお決め頂ければと思います。