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家づくりの予算を合理的に圧縮するには

気付いたら今日は9月30日、もうすっかり秋になりましたね。
秋は食べ物がおいしい季節・・・ヤバいですね~笑
ひとまわり大きく成長してしまいそうです( ̄▽ ̄)

さて、本題ですが
物価上昇が止まらず、少子化の影響から老後への不安もある中
家を持つべきか持たないべきか・・・
中々答えが出せない方も多いかと思いますが
個人的には「家は持った方がいい」と思っています。

ただ、やはり不透明は将来に向けて準備をしていくためには
家づくりにかけるコストはよく考える必要があるかなと思います。

というわけで、今回は家づくり予算を合理的に圧縮するためにどうすればよいかを考えてみたいと思います。

家づくり予算を圧縮する方法は
大きく4つあります。

①家をコンパクトにする

家のコストは面積に比例するので、家をコンパクトにすることは基本的な考え方です。
でも、難しいところは、面積カットをするやり方を間違えると
めちゃくちゃ暮らしにくい狭苦しい家になってしまいます。
そうならずに面積カットをするには
いらないものだけを省いていかないといけないのですが
これがうまくできれば、
家をコンパクトにしても充分暮らしやすい家を建てることが出来ます。

②広すぎる土地にしない

そもそも土地が広いとその分の土地が高くなってしまいますよね。
そしてムダに土地が広いとその分余白が出来てしまうわけですが
そこにかける外構費用が必要以上にかかってしまいます。
また、周囲のフェンスなども多くなってきますね。
そして固定資産税という生涯必要なランニングコストも高くなってしまいます。
これらは
建てる時だけでなく、老後生活にもかかわってきます。
固定資産税は生涯必要ですし
庭のメンテナンスなども生涯必要ですし
草抜き等の庭仕事も・・・

③敷地に余白を作り過ぎない

②とも似ていますが、広すぎる土地にしないだけでなく
その土地内でも余白を最小限にする、という意味です。
一つの例として
平屋が建てられるのであればわざわざ2階建てを建てない
という事です。
2階建てより平屋の方が、子供が小さい間も老後も、ずっと暮らしやすい!
そして敷地の余白が小さくなれば、②で書いたように
庭の維持管理も楽になるし外構費用も圧縮することが出来ます。

④土地の向きにこだわらない

不動産屋さん等で土地探しを始めると、
日当たりが良い南向きの土地がいいな とつい思ってしまいます。
ただ、実際に南向きに建っている家を見てみると・・・
カーテンがずっとしまっていて
洗濯物が丸見えたっだりして
カーテンどころかシャッターがずっとしまっている家も・・・
実は土地だけで見ると一見印象が良い南向きの土地ですが
家を建ててみると、防犯面やプライバシー面で作りにくく
うまく間取りを考えないと、これらが悪い家になってしまいます。
そこで防犯、プライバシー面を良くするために
外構工事により多くのお金をかけざるを得なくなってしまいます。
なにより南向きの土地は土地代も高いですしね。

というわけで、
家づくりの予算を合理的に圧縮するためには
単純に家の仕様を変えたりするのではなく
土地や外構費用の事も考えないといけません。

そしてそれらを実行するためには
まずはご自分たちにとって適切な家の広さとその概算の予算を知るところから始めていただかないといけません。

それが分かると、それに必要な土地の広さがわかるわけなのですが
逆にいうと
それらが分からないと土地を決められない、という事になります。

家づくりをするときには
まずご夫婦で
ご自分たちに本当に必要な家の広さと家づくりにかけられる総予算の概算について
しっかり話し合っていただければと思います(^_-)-☆