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キッチンの生活感をできるだけなくしたい

オーナー様宅。対面キッチンの裏側からお写真を撮らせていただきました(*^-^*)

ダイニングやリビングから見るととてもスッキリ★なんです。

今は対面式キッチンが主流で、このオーナー様宅のように対面式キッチンの前に壁を立ち上げて手元を隠すように仕上げるのが一般的です。

そして、その壁にはキッチンから食卓への料理の受け渡しがしやすいようにお皿が置けるくらいの奥行でカウンターを作るのが一般的だと思います。

が・・・
新築時は良くても、いざ暮し始めてみると、これが生活感を漂わせ、また雑念としたキッチンに見えてしまう大きな原因になりがちなのです。

理由は、
そのカウンターの上に、いろいろなものを置いてしまうこと。です。

調味料や薬や手紙、マスクやティッシュ、鍵、もしかしたらハサミやら虫よけスプレーやら消毒液やら・・・
こまごまとしたものをついつい置いてしまうんですよね💦

この高さや場所が置きやすいので、仕方ないのですが、
気づいたら物だらけ。
結局当初の予定だった料理のお皿が置けず、カウンターを回り込んで料理を運んでいる・・・ありゃりゃ。
となりがちなのです。

そして、ここに置かれたモノたちは無造作に置かれていて生活感あふれるものばかりなので、ダイニングやリビングから丸見えで、なんだか生活感のある雑念としたキッチンに見えてしまいます。

たくさん物を置けば置くほど、それをどかさないと掃除ができないために、カウンターの拭き掃除もおっくうになり、埃もたまりがち。余計に美しくないキッチンに見えてしまいます。

また、カウンターと同様に、リビングやダイニング側から一番見えるのはキッチン背面に置く冷蔵庫や家電製品などですが、
冷蔵庫って子供の予定やカレンダーなどなんやかんやとぺたぺたと貼ってしまいがち。オーブンレンジやジャーの付近にもついつい無造作にパン等をおきがち。
そうするとやっぱりなんだか生活感あふれるキッチンになってしまいます。

では、暮らし始めてからもすっきりとしたキッチンを保つにはどうすればよいか!

まずキッチン前のカウンターですが、
これは単純に物が置けなような幅にしてしまう、というのはどうでしょうか?

先の写真のお家もカウンターは10センチほど。
ここに置くのは不安定なので大したものは置けません。
まぁ、お料理も置けなくはなりますが。
結果、リビングやダイニング側からみたらとてもスッキリ。
そして何も置いていないので、お掃除もさっと拭けばよく、いつも清潔に保てます。

そしてキッチン背面の冷蔵庫や家電に関しては
リビングやダイニング側から見えないようにしてしまう、というのはどうでしょうか?

キッチンの背面に大き目の収納、壁面収納やパントリー、納戸などをつくり、そこに収納して隠してしまう、というわけです。

そうすれば冷蔵庫にぺたぺたと貼ってもリビングやダイニング側からは見えないし、家電のまわりに無造作に物を置いても見えません。

ただ、これに関しては、日常的にそれが使いにくくなってしまうのではないか、
という疑問も出てくるかと思います。
キッチンのそばとはいえ、数歩離れるので、それが面倒であればよく使う家電だけは隠さずに後ろに置くようにすればよいですね!
冷蔵庫も隠してしまうと使い勝手が悪い場合は、表に出してしまってもいいかなと思います。
実はキッチン背面に収納をつくると、リビングやダイニングから見えない場所に壁ができるので死角ができるんです。
冷蔵庫に貼りたいものを、その死角に貼る場所を設ければ、たとえばホワイトボードや黒板等、そうすればキッチンに自分が立っているときは見えるけれど、リビングからは見えないようにする、ということも出来そうですね。

使い勝手とおしゃれさと、両方を兼ね備えたキッチンは、
毎日の家事が楽しくなりそうですね(^_-)-☆