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土地を購入する際、日当たりの良し悪しは重要?

今日から3月!
今年の冬は寒かったですが、春の暖かさを感じられるようになりましたね~。花粉も大いに感じられるようになってしまいましたが( ̄▽ ̄)

春はお別れもありますが出会いの季節でもありますね!

川森建築でも2月3月のOPEN HOUSEで新しいお出会いがあることを楽しみにしております♪

そうそう、川森の息子さんが高校卒業だったり、スタッフの廣瀬や松崎もそれぞれ子供たちが小学校や中学校の卒業だったり・・・卒業ということは入学もあり・・・なんだかザワザワとしている中、卒業も入学もなくひとりの~んびりしている稲岡です(#^^#)

さて、
年齢を出来れば偽りたいお年頃ですので、大きな声では言えませんが、そんな私には小学生の孫がおりまして(^^ゞ
少し前になりますが、孫が遊びに来ている日にいいお天気だったので少し大きめの公園へ遊びに行った時の写真です。
まぁ本当に青空で、まだ少し肌寒くはありましたが、元気いっぱい走り回っておりました。(もちろん私は走りませんが笑)
こうしてお天気がいい日には外で遊びたい季節になりましたが、
たとえお家の中にいてもやっぱりお日様の光や暖かみはいつでも欲しいですよね。
もちろん真夏の西日は出来れば避けたいものの、やっぱり薄暗いリビングよりも明るいリビングには憧れるものです。

もしお家を建てる予定の土地の南側に2階建ての家があり、あなたの土地の南側が日陰になりそうであれば、そこを避けて家を建てたいと思うのが一般的なのではないでしょうか。

でもそうすることによって

★外構工事が高額になる
★日陰をさけて日なたに建てたはずなのになぜか薄暗くて日中でも電気を付けなければならない
★生活感が漂う家になりやすい
★洗濯や片付けなど家事に余分に手間がかかりやすい

などということが起こることがあります。

ではそうならないために、間取りに関しての基本的な事を知っておいていただければと思います。

まず考えていただきたいことは、
「すべての部屋を日当たりが良い場所につくるべきか」
ということです。

例えば…
玄関は日当たりがいい場所に作る必要はあるでしょうか?
お風呂やトイレを日当たりがいい場所につくる必要はあるでしょうか?
収納を日当たりがいい場所につくる必要があるでしょうか?
もちろんNOですよね。

では寝室はいかがでしょうか?
日あたりがいい場所でないとダメでしょうか?
子供部屋は?

寝室は文字通り「寝るだけの部屋」ですよね。
使用するのはほとんど夜中から夜が明けるまで・・・
そう考えると日当たりが必要不可欠でもなさそうではないでしょうか?もしお仕事に夜勤があればなおのことですよね?

では子供部屋はどうでしょうか。
子供達の事を思うと明るい部屋にしてあげたくなります。
なので日当たりが良い場所にしたくなりますね。
でも、直射日光が1日中入ってくる部屋は、果たして集中して勉強しやすい部屋なのでしょうか?
また、子供部屋をしっかり使う年齢が中学生くらいだとしたら、平日の昼間は学校、土日も部活動などで忙しく、部屋で過ごすほとんどの時間帯が夕方~夜かもしれません。
そして子供たちが巣立って行ったあと、もしその部屋を収納として使ったときに、サンサンと日差しが差し込む部屋は収納として使いやすいでしょうか・・・

もちろん、これらの部屋が「暗くても構わない」ということではなくて、明るい場所にはしたいですが、「直射日光をたっぷり採りこむ必要がないのではないかな」ということなのです。

これらの部屋を明るくすることが出来るのであれば、南に立つ家の日陰になってしまう場所に配置しても大丈夫なのではないかな?ということなのです。

このように一般的に「家づくりの常識」とされていることにとらわれずに間取りを設計出来れば、家づくりの幅が大きく広がりますね(^_-)-☆

その結果
★カーテンがいらなくて明るくて開放的な家をつくることができます
★外構工事の予算を抑えることが出来ます
★庭を美しく保つための手間を大きくカットできます
★プライバシーにも優れた風通しもいい家にすることができます

そして1階をより大きく作ることが出来るならば
★より耐震性の高い家をつくることができます
★洗濯作業をワンフロアですべて済ませられます
★片付けがしやすいので、いつもスッキリと生活感が出にくい家にできます
★将来ムダな増築改築費用をかけなくてすみます
★建てた後ずっと変わらず住みやすい家になります

3月にはこれらの「SIMPLE NOTE」の基本コンセプトを盛り込んだお家の完成見学会を開催いたします。
ぜひご覧いただいて、今後のお家づくりのご参考にしていただければ、と思います\(^o^)/