ブログ-blog-

可愛い室内窓がアクセントのお家。
壁に貼った杉板もいい感じです。
これはスキップフロアから撮った写真ですが、この下はリビングで、柔らかい雰囲気のとても居心地がいいリビングになっていますよ～。

さて、本日もまた窓に関するお話です。

窓話題が続きます笑

窓へのこだわりは皆様それぞれなのですが、多くの方が
「窓が多い、大きいほど家は明るくなる」
と思われているのですが、実は必ずしもそうとは限りません。

お家の中の明るさは窓の大きさや数よりも、そこにつけるカーテンにかなり左右されます。

大きな窓がたくさんあるお家の、すべての窓にカーテンを付けた時と
窓の数が少ない、またそんなに大きくない窓のお家でも、まったくカーテンを必要としなければ、そのお家の方が明るくなったりします。

窓が少なくなればコストカットも出来るし、断熱性や耐震性も高くなりますし
外壁が汚れる原因も減るのですが、
意外と面倒な窓掃除をする場所も少なくなりますね(^_-)-☆

窓を減らすってどういうことなのでしょうか。

一般的には子供部屋や寝室には窓を2ヶ所設置します。
2ヶ所ある方が風が通りますし、
その方が部屋が明るくなると思うからですね！

ただ、実は4面ある壁面のうちに2面に窓を作ると
壁が減ります。
残りの2面にクローゼットドアと部屋への出入りのドアがあると、
壁面がすごく少なくて
家具の配置やエアコンをつける位置などがすごく難しくなります。
コンセントや換気扇などもつける位置が限られてしまったり・・・

例えば、窓を１つにしたらどうでしょうか。

そうすると、4面の壁のうちの1面がすべて壁になるので
家具の配置やコンセント等色々な配置がすごくしやすくなります。

ただ、そうすると部屋が暗くなりそうな気がしますよね。
また、風が通らないような気もしますよね。

でも部屋を暗くしてしまう要因は先に書いたカーテンによることが多いので
カーテンが必要ない窓にすると解決します。

では風通しはどうなのでしょうか？

あなたが換気のために窓を開ける時の状況を思い浮かべてみてください。
換気したいと思った時、
部屋のドアは閉めていますか？
おそらくドアもあけて、家全体の風通しを考えるのではないでしょうか。

そして今の新築では24時間換気システムが義務化されているので
窓を開けて換気しなくても、家の空気は入れ替わるようになっています。

ただ、それでは人は風を感じないので
体感的に「風」を感じるために窓を開けたいわけですが、
ドアを開けて他の部屋の窓も開けていると
意外と風が通ります。

まぁ、何度も書いていますが
いくら窓がたくさんあってもすべての窓にカーテンがついていて
外からの視線が気になるためにそのカーテンを開けることが出来なければ
そもそも風を感じることは出来ません。

また、他の部屋についても考えてみると
例えば収納。
北面以外の方向に窓を作ると、日焼けの心配が出てきますし
窓を作った分収納力が落ちます。

そしてトイレに関しても
窓がなくても全然問題ありません。
換気システムさてオンにしておけば、トイレが臭くなるという事もありませんし
天井もしくは壁に換気扇を付けることだってできます。

お風呂も同じで
窓がないとカビが生えやすいイメージがありますが
24時間換気システムもありますし
お風呂にはお風呂用換気扇もついているので全く問題はありません。

そもそもマンションなどでは
トイレやお風呂に窓がないことも多いですしね！

ただ、私個人的にはお風呂の窓は欲しいなーと思いますが笑

最後にまとめると
結局窓づくりで大切な事は
「カーテン必須の窓ばかりを作らない事」
と
「本当にそこに窓が必要なのか、いらない窓はつくらない事」
ですね！
ぜひ、参考にしてくださいね(^-^)