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変動費と固定費のどちらを削るか?
少し前に、用事があって外出した際、そのまま娘たちとランチをしました。
女子はカフェランチが好きですね(^-^)
そろそろ娘たちと過ごす時間もタイムリミットが来ているので寂しくなっている稲岡です。
大学進学となると、恐ろしいくらいのお金がかかるので、益々節約の日々が始まる我が家です(^_^;)
節約というと・・・
「月々15,000円くらいだったら、ご主人が毎日1箱吸われているタバコをやめると捻出できますね!体にも悪いですし」
お家づくりの予算がオーバーした時の住宅営業のセールストークのひとつです。
確かにタバコは周囲の人にも迷惑をかけてしまいますし、
やめると体調も良くなると思いますので
やめられるのであればやめた方がいいかもしれません。
ですが、
「15,000円を節約するために」
仕方なくやめる・・・というのはどうでしょうか。
もし、楽しみを奪ってしまう事になるのであれば
それはめちゃくちゃストレスにならないでしょうか?
そして、やめることが出来たとしても、
何かのきっかけでまた吸い始めてしまったら、
結局予算オーバーになってしまっているわけですね。
同じように
「外食の回数を減らせばいけますよー」
このようなセールストークもありますが、
これも如何なものでしょうか?
すごく窮屈な暮らしに感じてしまったら、
それらは良い提案とは思えないですね。
これらのような、「変動費」の過度なカットは、
日々の楽しさや豊かさを奪ってしまう可能性もあるので、
多少は良いとしても、完全に我慢してしまうのは良くないと思います。
それよりも、
家計には毎月ほぼ決まったお金がかかる固定費があり、
見直すのは、まず最初はこの「固定費」だと思います。
例えば、お家を建てる時、住宅ローンを組む際には
団体信用生命保険(団信)に加盟することになりますが、
団信は掛け捨ての生命保険なので、
今加入している生命保険を見直す機会になります。
また、住宅ローンの次に高い固定費となっているのが
ほとんどのご家庭では「車」にかかるお金だと思いますが、
購入する車を見直したり、
場合によっては所有する車の数を見直すことも出来るかもしれません。
固定資産税や光熱費、お家を建てた後にかかるメンテナンス費用等も
予算計上しなければいけませんが、
それらは見直せないでしょうか?
そして、住宅ローン金額をもう一度考え直してみることも大切だと思います。
住宅ローンは最も高く長い期間かかってくる「固定費」ですね!
もしこのような固定費をうまく抑えることが出来れば、
日々の楽しみを削ることなく家計にゆとりが生まれます。
日々の楽しみは、幸せな暮らしにとって大切な事なので、
できれば趣味や外食などの「変動費」を優先して削ることより
「固定費」を見直してから、その後に「変動費」を見直してみてはいかがでしょうか。