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ローンがある方が仕事が頑張れる?
先日、午後から仕事を早退させてもらって娘の大学の学際に行ってきました。
4年間の大学生活で学際に行くのは初めてです。
2年生の時、突然軽音部に入りギターを始めた娘ですが、娘のギターを聞いたことがないし「最後やねんから見に来て」と言われたこともあって、息子やもう一人の娘と一緒に行ってきました!写真にはモザイクかけてますが向かって左から2番目が娘です(^-^;
思えば…高校の文化祭もコロナ渦で行かず、娘のこういった舞台での姿を見るのは中学生の時以来です。
ギターなんか弾けるんかいな、と思っていたのですが、一応弾いていました笑。緊張からか余裕のなさそうな表情でしたが、なんかジーンとして保育所の運動会や発表会の時のように泣きそうになった母です笑。
あーこれで本当に私の育児(?)終わるんかなー。長かったようであっという間やったなー。と思ってしまったんですよね~。
このブログ書きながらまた泣きそうになっている稲岡です笑。
今まで私自身が頑張ってこれたのは子供たちがいるからだなと改めて思いました。
家族がいるから、まだまだ頑張らないとなー\(^o^)/
仕事を頑張る糧になることって色々ありますが
家づくりをお考えの方にとっては「家を持つこと」が頑張る糧になる方も多いと思います。
ローンがある方が、そして若干背伸びするくらいの金額の方が仕事が頑張れる、という意見を聞いたことがありませんか?
確かにそうだなと納得するものの、大事なことはその度合いではないでしょうか。
例えば現在は世帯年収が700万円であれば
収入合算すれば銀行から約8倍の5500万円を貸してもらう事ができるのですが
共働きである場合はもちろんですが、ご主人の収入がこれだけあったとしても借りられるだけいっぱいいっぱい借りるのはお勧めしません。
実際のところ土地代1500万円、建物が3300万円、外構が400万円、諸経費300万円かかると総合計5500万円なので、普通にあり得る話なのですが。
でももしその収入が維持できなくなったら…
家を手放さざるを得なくなる可能性が高くなります。
そしておそらくこの収入でこれだけのローンを組んだ場合
貯金をする余力がなくなってしまうので
金利が上がることになったときに
繰り上げ返済をすることが出来なくなる可能性も高まりそうですね…
住宅ローンを組む際に、
金利の中には「団体信用生命保険」という保険が含まれます。
これは債務者にもしものことが起こったとき
ローンの残債がゼロになるという保険です。
でもこれはあくまでもそのような事が起こった場合です。
もしも不慮の事故や病気で充分に働けなくなったら
単純に収入は減ってもこの保険が適用されなければ
住宅ローン返済に苦しむことになります。
もしものことは考えたくないですが
例えば事故や病気でなくても
出産によって奥さんの収入が落ちることもありますし
将来的には親の介護によって十分働けなくなる可能性もなきにしもあらず…
それに、転職や会社の経営状況などにより収入がダウンしてしまう可能性もゼロではありませんよね。
それらを考えると
銀行が貸してくれたとしても
また住みたい地域で住みたい家を建てるのにはそれだけの予算が必要だったとしても
これらのリスクの事は頭においていただいて
備えをしていただきたいと思います。
子供たちをいい環境で育てたい
生活の質を高めたい
そう考えると賃貸住宅で暮らし続けるのではなく
家を持っていただいた方が絶対にいいと思っています。
ですので家を建てる際には家にかける予算を必ず最初に考える事、
さらにその前にライフプラン(人生設計)を専門家に行っていただいて
人生で起こりうるあらゆるリスクに備えたうえで
家のかけていい予算を導き出してもらう事!
この流れをお勧めしています。
それをすると、
もしかしたらあなたが考えている地域で家を持つことは難しいかもしれないし
あなたが理想とする家を建てることは難しいかもしれません。
なので住む場所や建てる家を少し妥協しないといけなくなるかもしれません…
でも、実はその現実を知っていただいたうえで家づくりを始めることが
もっとも大事なことではないでしょうか。
「妥協は悪ではありません!」
不安におびえることなく質の高い暮らしを送ることが出来
家族で旅行や外食もそれなりに出来て
買いたいものが買える。
子供たちにもしっかりお金をかけてあげることが出来る。
そんな生活ができたら最高ではないでしょうか!
そのためにはローンについてしっかり理解して
そのローンを良いものに出来るよう
意識しながら家づくりを行っていただきたいと思います!