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コストをかけずに収納を充実させるには
昨日お休みさせていただいておりましたが、用事で出かけていたところから帰って駐車場に車を停めようと思ったら、駐車場向かいの辻に立っている棒が帽子をかぶっていました。
あら~かわいい!子供がかぶせたのかなぁ。等とほっこりして車から降りたのですが・・・
ん?これ、私の帽子やん!笑。
実は先日、営業所敷地内の草引きを1日かけてやったのですが、日焼け対策に持って行った帽子、どうせ汗だくになるだろうと娘が子供の頃に山登りで被っていたものを持って行ったんです。ノーブランドの安物なので、もしドロドロになっても色あせても捨てればいいや、と思ったからです。
予想通り汗だくになりましたが、洗えばいいかなと持って帰りました。
着替えもタオルも持っていたのでその日は荷物が多かったんです…
でも、落としていることに気付かず、帰って洗濯した時も帽子がない事に気付かず(帰る前まで洗おうと思っていたのに、です)そして数日、ここを通っているのに気付かず(朝はバタバタしてるし帰りは薄暗くなっているからだと思いますが→言い訳)
我ながらびっくり!笑。帽子を見つけたときも最初はのんきに「可愛い」なんて思ったのですから。こわいこわい。
はい、ちゃんと持って帰って洗いましたよ!
帽子を棒にかぶせてくれた方、ありがとうございました・・・
さてさて、気を取り直して本日の本題「収納について」です。
お客様からのご要望をお伺いしているとほとんどの方がおっしゃるのが「収納を充実させたい」という事なのですが、単純に収納スペースを増やすと床面積が増えますので、収納力はアップしますがコストもアップします。
2階に増やすより1階に増やす方が建築コストはあがりますが、2階に増やしても使い勝手が悪く、どうせなら1階に増やしたいですよね…
コストアップと収納力、悩ましいと思います・・・
特に現在のお住まいが賃貸で収納にご不満をお持ちだと、家を建てたらそこは解決したい!とお考えになると思います。
というわけで本日は出来るだけ金銭的な負担を上げすに収納を充実させるため家づくりについてお伝えしたいと思います。
それには
①まずは平屋をベースにする
②平屋が難しい場合、子供部屋を1階につくる
③壁面を有効活用する
この3つを検討していただけたらと思うのですが、それぞれについてお伝えしますね。
平屋にするという事はすべての部屋と収納が1階になるので2階建てよりも動線が良くなり、上下移動がなくなるので「面倒くさい」という片付けできない一番の原因が解決しやすくなります。
子供が小さい間はほとんどの時間をお母さんと一緒に過ごすので、リビングやダイニングなどに子供たちの物があふれます。
また、子供たちが少し大きくなっても2階にある自分の部屋の収納に洋服を片付けに行くでしょうか。
思春期になり自分の部屋をしっかり使うようになったとしても、いつも着る服をいちいち2階の自分の部屋に持って上がって片付けたりまた持って下りたりするのが面倒で、階段に置きっぱなし、リビングの片隅に置きっぱなし…という光景が想像できないでしょうか。
そんなわけで、もし平屋が建てられないとしても、可能であれば子供部屋を1階に作ることをオススメします。
1階に子供部屋があれば、子供が小さい間もその部屋を使いやすいですし、子供たちが大きくなった時も階段の上り下りという面倒な動線がないので自分の部屋に物を片付けやすくなります。
そしてコストを上げずに収納を充実させるには、収納は「床」ではなく「壁」で考えるということも大切です。
それは、物は床に置いて収納するのではなく壁に設置した棚に置いて収納するからなのですが、使える壁を増やすためには「窓」の作り方を工夫する必要があります。
単純に窓の数が減れば壁が増えるわけですが、窓の数が減ればその分コストも下がります。またカーテンの数も減るのでさらにコストが下がるというわけですね。
でも、やみくもに窓を減らすと家の中が薄暗くなってしまいますので、家の中に光をいれつつ窓を減らす(もしくは小さくする)ためには間取り設計が重要になってきます。
「収納を充実させたい」という方はぜひこれらを参考にしてくださいね!