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頭金も繰上返済もしない家づくり計画とは?

先日、仕事帰りに友達と待ち合わせして「コルニチョーネ」というピザがメインのお店に初めて行ったのですが、このピザがめちゃくちゃ美味しくて好みでした。
窯が店内にあって、あっという間に焼き上がります。
家でピザを作るとオーブンで焼くことになるので、数十分かかりますよね。
窯があるといいよなー。年末に子供たちも帰ってくるし、とついついピザ窯を検索してしまいました(笑)
アウトドア用のピザ窯は3万円前後で売ってるんですよ~。
子ども達に「絶対1回しか使わん!」と反対されながらも悩んでいたところ・・・・
なんと、掃除機が調子悪くなったんです(^^;)
充電式のスティッククリーナーを使っているのですが、電池がすぐに切れるのです。
私が使っているのは電池交換が自分でできないタイプで、
メーカーに出すと17000円?くらいかかる?
そもそも買った時3万円前後だったのでその半額以上かかるという事になります。
悩んだ結果、今度は電池交換式のクリーナーを再購入することにしました。

というわけで、急遽の出費のため、すっかりテンションが下がり、ピザ窯購入の予定はなくなりましたとさ(笑)

さて、本題に戻りまして。
ほとんどの方はお家づくりの際に住宅ローンを借りることになると思うのですが
利息の支払いを少しでも減らすため
もしくは借金を少しでも減らすため
出来るだけ頭金を入れた方が良いし
できれば計画的にコツコツと貯金して繰上返済をした方がいい

と思っている方も多いと思います。

でも、頭金も繰上返済もしない、という選択も実は間違いではない 
というお話です。

借金というとどうしてもネガティブなイメージがありますが
ちょっとポジティブに考えてみましょう。というわけです。

その① 団体信用生命保険

住宅ローンの金利には「団体信用生命保険」という掛け捨ての生命保険が入っています。
これにより、名義人にもしもの事が起こった場合に、生命保険によって全額繰上返済される というシステムになっているんです。

つまりは、住宅ローン残高の生命保険に入っているようなイメージなので、
長くこの保証を置いておく方が良いのではないか という考え方です。
この保証を残しておくことで、他の生命保険に加入する必要もなくなりますよね。

というわけで、借入期間が長いことは決してネガティブな事ではなく
また、頭金の比率を上げて借金を減らさなくても良いのではないでしょうか。
(保証期間が長く、保証金額が大きくなるからです)

その② 定年と年金について

人生100年時代といわれるようになり、定年の年齢もどんどん延びてきています。
65歳なんてまだまだ若くて元気で、
とても65歳でリタイヤなんて出来ない
健康なら80歳くらいまで働ける。
というような時代になってきましたね。

あんまり早くに仕事を辞めても退屈で時間を持て余しそうですし
また、
年金は最大で75歳まで支給を遅らせるようになったのですが
そうすると65歳でもらうよりも1.84倍も多くもらえることになるので
どうせ長く働くのが当たり前になるのであれば
年金の支給も遅らせた方が良いかもしれませんね!

というわけで、75歳くらいまでは働き続ける前提でローンを考えても良いのではないか と思います。

その③ 住宅ローン控除

現在のところは、家を建てると13年間、納めた所得税を国が返してくれるという制度があります。
所得税で控除しきれなかった場合は住民税を割り引いてくれます。
せっかく返してくれるのであればなるべく多く返してもらった方が得!という考え方です。

例えば年収が500万円、所得税が14万円で住民税が25万円だったとします。
住民税は最大で13.65万円まで控除してくれるので
所得税と住民税を合わせると年間最大27.65万円くにから税金を還付してくれることになります。

もしも家づくりに3500万円の予算がかかるとして
3500万円×0.7%=24.5万円。
この方は上限いっぱいまで還付の枠を超えていない事になります。

それならば自己資金があったとしても頭金を入れず残しておいて
この13年間のローン控除が終わった後に
繰上返済に回す という方法もありますよね。

でも実は もうひとつ、別の手段があります。

それはまた次回にお伝えしますね!