ブログ-blog-

片付けが苦手な人の家づくり

先日、用があって帰ってきた娘が、Instagramで見つけたハンドメイド作家さんから指輪を買ったと見せてくれて、そんな話をしていたらふと思い出して、アクセサリーケースを探して見つけ出したペンダントの写真です。

もう何時の事かも、どこだったかもすっかり忘れましたが
おそらくオーストラリアかバリか台湾か・・・どこか海外で、それこそ、ハンドメイド作家さんらしき人がマーケットで売っていたペンダントです。

トップは陶器で、何の絵柄かよくわかりません笑
旅先で買った時は「可愛い~」と思ったのですが
旅から帰ると自分の服装や生活に合わない気がして
でも、旅先で買ったものは捨てられず
そのまま仕舞い込んでいました。

娘に見せると「欲しい」というのであげたのですが
やっと日の目を見ることが出来るとすれば、作った方に対しても今まで失礼な事をしていたなぁと反省しつつ、良かったと思います笑

生活しているとこうやって?笑、物はどんどん増えてくるし
毎日学校へ行ったり仕事に行ったりして帰ってきた時に
日常的にきちんと片付けが出来る人、とても羨ましい稲岡です。

子ども達が家から出た時に
この際物を減らそう!と色々と捨てたりもしたのですが
ひとりで暮らしていても知らず知らずのうちに物って増えていってしまうんですよね・・・

特に普段一番家族みんなが集まる場所=リビング は散らかりがちで
「あー片付けないとな~」と思いつつも
ついつい放置していて
たまに一気に片付けてスッキリして「気持ちいい!」と思ったのもつかの間
気付いたらまた散らかり始める・・・

こんなことを繰り返してしまう方へ。

間取りでお勧めなのが

「リビング近くに大きめの収納をつくる」

ということです。

一番の理由は
洋服を寝室のクローゼットまで夜片付けに行き、朝持ってくる
というのが意外とめんどくさくて出来ないからです。

いつの間にかダイニングの椅子やリビングのソファには
上着やら洋服などが無造作にかけられたり置かれたり・・・
我が家でもよくある光景(^^;)

そして子供たちも
制服から普段着からパジャマまでリビングにおきっぱなし。
カバンや荷物や勉強道具も置きっぱなし・・・

こうならないために
リビングの横に衣類も片付けられる、ちょっと置ける収納があれば
「2階まで」よりも随分楽なのではないかと思います。

同じような理由から
子ども部屋も1階にあれば
「2階まで持って行くめんどくささ」がずいぶん楽になり
子ども達も自分の部屋に持って行きやすいにではないでしょうか。

また、子供が小さい間はリビングが子供の遊び部屋になることが多いと思いますが
リビングのすぐ横が子供部屋であれば、
子ども部屋を遊び部屋として使いやすくなりますし
そこでおもちゃが散らばっていたとしても
扉を閉めればリビングはスッキリ!
子どもが小さい間は子ども部屋で一人で寝ることがなく
親と一緒に寝室で寝るのであれば
これから迎える冬場の洗濯干しとしても子供部屋を活用できそうです。

子ども部屋がリビング横だと
思春期になった時にかわいそう(ご自分たちの同じころを思い出して)
というご意見もあるのですが
場所がどこであれ「自分の部屋がある」ことでちゃんとプライベートは保てますし、
リビングを通ることで繊細な時期でも顔を見ることが出来ますし
繊細な時期はほんの数年だったりもするので
長く使いやすい間取りとして考えた時に
リビング横の子ども部屋ってとても便利だと思います。

まぁ、そこまでしても
結局リビングが物だらけで片付かない・・・っていう事もあるかもしれませんが(^_^;)

子ども達がストレス(2階への上り下り)を感じることなく自分で片付けるようになって
すっきりキレイなリビングで過ごすのが気持ちいなーと家族みんなが思ってくれるようになれば
そのためには「片付けやすい間取り」にすることが一番なのではないか
と思う稲岡でした。