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子供部屋について考える
12月14日、奈良マラソンでした。
高校の時陸上部で長距離、中距離だった娘2人は大学に入っても時々あちこちのマラソン大会に走りに行っていて、これまでは10キロとかハーフが多かったのですが、今回の奈良マラソンでは初めて「フルマラソン」を走ったそうです。
勾配が多くて過酷と言われる奈良マラソンですし、体も大きくなっている(体重増えてる)娘(あ、こんなん書いたら怒られる)が42キロも走れるのか!?と思ったのですが、無事に完走したそうで、直後の写真を送ってきました。
タイムを競うというより、二人で一緒に楽しんで走ることを楽しみにしていたので、とても楽しかったようで、この後一緒に参加したバイト先の店長さんに焼き肉に連れて行ってもらったり温泉に連れて行ってもらったりとかなり充実したようで・・・
離れて暮らしていてもこうやって子供たちの楽しそうな様子を知れると安心しますね~。
というか・・・
「久しぶりのマラソン、そしてフルなのですっごい楽しみ」
と言っていた娘に、我が娘ながら
「42キロも走るの、楽しみなんや・・・」
とちょっとびっくりしていましたが
いやいや私も娘に言わせると
「ひとりで雪山に行くとか、びっくりするわ」
と言われるので結局よく似ているのかもしれません笑。
子供の幸せは親の幸せ。
弊社のお客様にも「子供のために」と家づくりを考えられる方もいらっしゃいます。
確かに、家を建てるきっかけとか目的が「子供たちのため」という方は多いかと思います。
そこで今回のブログでは子供部屋について考えてみたいと思います。
弊社では基本的には子供部屋は1階につくることをオススメしているのですが
なぜそうしているかをお伝えします。
では、その前に、皆さんに質問です。
子供の頃を思い出してみてください。
(特に2階にご自分の部屋があった方へ)
①ご自分の部屋で宿題をしていましたか?
②学校から帰ったら遊びに行く前に自分の部屋までランドセルを置きに行っていましたか?
③日々使うものの置き場所はいつも自分の部屋でしたか?
①~③まですべて「Yes」という方は・・・
いらっしゃるでしょうか?
基本的には
「2階までいちいち持って上がるのが面倒だから
1階の居間やダイニングや、なんならランドセルなんて階段に置きっぱなしだった」
「お母さんに、ランドセル片付けなさいってしょっちゅう怒られていた」
なんていう方が多いのではないでしょうか。
(日々きちんと片付けていた方、ごめんなさい)
そうなると
1階の居間(リビング)やダイニングや玄関周りが
子供たちのものであふれて
何だかいつも片付かない…
想像できそうですよね。
ただ、世間一般的に
「子供部屋は2階にあるのが普通」
という価値観があるので
「え?1階に子供部屋?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ではメリットを考えてみましょう。
子供部屋が1階にあると、子供たちの荷物を自分の部屋に片付けやすくなります。
それは2階に部屋があるときと比べ物ならないくらいです。
そうすると、リビングやダイニングに物が散乱しにくくなりますし
「ほら、片付けなさい!」
なんて毎日言わないといけないストレスから解放されますね!
2階にあると子供たちが小さい間は使わないことが多い子供部屋ですが
1階の親の近くに部屋があることで(リビングの横など)
小さい頃から自分の部屋を使ってくれやすくなるので
リビングの散らかりを防ぐことが出来ますね!
そして
居室のボリュームが1階に増えることで
2階のトイレもなくすことができて
2階の廊下も最小限にすることができるので
コストの圧縮にもつながりますね!
ではデメリットも考えてみましょう。
1階に子供部屋をつくる場合
ひとつ懸念点があるとしたら
思春期の子供たちのプライバシーではないでしょうか。
今の子供さんは親御さんと仲良いことも多く
友達感覚の関係のご家族もありますね。
ですので、正直
「全く気にならない」という方も多いかと思います。
私には子供が3人いますが
特に女の子は、中高生の時、一緒の部屋で寝るのも全然大丈夫でした。
さすがに受験の間は多少気になりましたが
大学受験の時は
学校や塾の自習室や”ハイトピア”等で散々勉強してから帰ってきていたし
夜遅い時間も
私は本を読んだり
趣味の事をしたり(この頃アクセサリー作りにハマっていた笑)
こっそりパソコンにイヤホンさして配信映画を見たりしていたので
全然大丈夫でした。
ただ、心配な方は
リビングと子供部屋が直結しないように間取りをつくれが解決します。
ただ、その場合、廊下が増えることになるので
その分コストが上がることは覚悟していただいて、ということになりますが。
でも最近は平屋ブームですし
平屋だと必然的に子供部屋は1階にありますし
賃貸にお住まいの方も同じフロアにすべての居室があるので
違和感ない方も増えているかもしれませんが・・・