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北向きの土地に家を建てる場合
いつだったか、「うなぎ大好き」とブログに書いていましたが…私の母(81歳)もうなぎ好き。というわけで、3月の母の誕生日にうなぎを食べに行きました。ちょうど春休みで帰省していた娘もつれて。
行ったのは津の「うなふじ」です。行列で有名ですよね。何度か行ったことがあるので、どれくらい並ぶのかはイメージできています。メニューがほぼ丼しかないので、ある程度の時間に行けばそんなに苦にならないのは分かっていたので、並ぶの覚悟で行きました。しかも平日だったので、並んだとはいえほどなくして入れました!
ただ、前回行ったのは1年くらい前だったのですが、値段がかなり上がっていました。
うなふじと言えば「安くて美味しい」で有名だったのですが・・・値段に関しては残念です。
とはいえ、他のうなぎ屋さんよりはやっぱり安いです。私たちは「上」の4切れを。これで税込み2200円です。1切れも大きいですし、味も良くて大満足です。でも確か以前は「特」の5切れで2200円だったような・・・物価上昇の波はうなぎ屋さんにまで来ていました・・・
さて、本日の本題ですが・・・お家づくりに関しても、物価上昇の波を受けて、建物価格は以前よりかなり上がっています。
そうなると、土地代のコストも少しでも落としたくなりますね。
というわけで今回は北向きの土地に関するお話なのですが。
土地選びの際に「北」は一番敬遠されます。
日当たりが悪い印象が強いからですね。
なので同じ場所にあっても南側よりも北側の方が土地代が安かったりするんです。
では本当に北側道路の土地は良くないのかというと・・・
実は建築業界では、形状によっては「最悪」にもなる一方「最高」にもなるといわれています。
奥行きが浅い土地は南北の距離が短いので日当たりが悪くなってしまいますが、
奥行きが深い土地だと日当たりに問題はなく、外からの視線を気にしなくて良い庭やリビングを作りやすいからですね。
また、駐車場と庭が別々になるので、庭で遊ぶ子供たちが道路に飛び出す心配もなくなりますし、外に洗濯物を干したとしても道路からは見えなくなるというメリットもあります。
というわけで北向きの土地に関しては、形状によって良くも悪くもなるわけですが、北向き特有の問題もあります。
それは「外観が美しくなくなる」ということです。
日当たりを優先したくてリビングなどを南に配置することが多いので、その結果、階段や水回りが北側、つまり家の正面に配置されることになります。
そうなると、高さやサイズや形状がバラバラの窓が家の正面に並び、美しくなくなりますし、換気扇も外壁に設置されたりします。
では家の正面の外観を美しいものにしたい場合はどうすればよいでしょうか。
それは「リビングは南、水回りは北」というなんとなく家の間取りの基本となっている考えをリセットする必要があります。
「北にリビング、南に水回りでも良いんじゃないか」と思えるようにするという事ですね。
解決策は「中庭の作り方」です。
中庭をつくり、各部屋や水回りをうまく配置することで、家の正面を美しい状態に保ちながら部屋や水回りに光を入れる、ということが可能になります。
部屋に採光を取り入れるためには、直射光だけでなく反射光や天空光なども利用することで、北向きの土地であっても、さらには奥行きの深さがどうであっても、美しい外観と採光を担保することが出来ます!
実際に北向きの土地にどんな家が建てられるのか・・・気になる方はお気軽にお問い合わせくださいね!