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家づくりにどれくらいお金がかかるのか その4

先日のお休みの日、玄関にやっと鏡を設置しました。なぜ「やっと」なのかというと、数年越しだったからです。
実は少し前になるのですが、藤でかごを編む習い事をしていたことがあります。
月1回ですが、いろんな作品を作るコースになっていて一応終了しました。その日はお弁当持ちで先生の家に行って、1日ひたすら藤を編む…(笑) 何かに集中するとストレス解消になるんですよね~。
そしてその時作ったひとつがこの鏡なのですが、
実は藤はそのままだと白いので、いい感じにするには何かで染めないといけないのですが、習っていた時はただただ編んでいただけで、作ったままずっと放置していたんです。それをやっと出してきて、先日コーヒーで染めました。

洗面台に大きなビニール袋を敷いて、そこで少し濃いめに作ったコーヒーを使って色付けしました。
しっかり乾かしたら仕上げに水性のニスを塗って完成!
ずっと玄関に鏡が欲しいと思っていたのですが、やっとです(笑) 
実は他のかごも一気に染めたので、結構時間がかかったうえに、最初手袋をしていたのに途中から面倒になって素手で作業していたので手まで染まってしまい、今でも若干色が残っています…(笑)
と、まぁ休日にひとり、黙々とこんなことをしていた稲岡です(^-^;

弊社がご提案しているSIMPLE NOTEのお家では「平屋」で「中庭」を作ることが多いのですが、中庭があるとお家での過ごし方の幅が広がりますね~。
そして同じ作業をするのでも、中庭越しのおしゃれなリビングでだと気分が上がりそうです♪

さて、本日のブログはまたまた前回の続きですが、平屋を建てる場合、どれくらいの土地の広さが必要になるかは、この「中庭」をつくるかどうかで大きく違ってきます。

明るいリビングにしようと思うと、リビングの南側に大きな窓を設置してその窓からたくさんの光を採り込む必要がありますが、南側に2階建ての隣家が建っている場合は、リビングから敷地の境界までそれなりに距離を取らないと光が入ってきません。

でも、もし中庭をつくるのであれば、その必要がなくなります。

中庭があると、自然と隣家から充分な距離が取れる場所に窓を設置できるようになりますし、直射光が入ってきにくい部屋も「中庭」に入る光が壁に反射した「反射光」や「天空光」で充分明るくなります!

プライバシーが担保された中庭の窓にはカーテンを設置する必要もないですしね!

というわけで「中庭」を作るかどうかで平屋を建てるのに必要な土地面積が15坪~20坪ほど違ってくることになります。

例えば延べ床面積28坪の平屋を建てるとしたら、「中庭」がある場合は60坪前後の広さがあれば充分ですが「中庭」がない場合はそれよりも15~20坪程度広い75~80坪くらいの広さが必要になる、というような感じです。

家を建てるのに必要な土地が広く必要になればその分土地代も高くなりますし、土地が広くなると生涯払い続ける固定資産税の金額も違ってきます。

そして、中庭があるかどうかは「外構費」にも大きな影響を及ぼします。
中庭がないお家はプライバシーだけでなく防犯性も担保しにくいので、外構工事(塀や植栽での目隠し)で敷地に入ってきにくい工夫をする必要があります。

それに対して中庭があるお家では、外周部に大きな窓を設置する必要がなくなるので、外構工事でたいそうな塀などを設置する必要はなくなります。

このようなわけで、中庭があるかないかで必要な土地の広さ、周囲にかかる外構費用などが変わってきますので、土地探しを始める前にどんな家を建てたいかを考えていただいて、そこから必要な土地の広さを出しておくと土地探しもやりやすくなるというわけですね!

ぜひ参考にしてくださいね!