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資金計画の前に

伊賀市では成人式がまた20歳の1月に戻るようですね。
うちの双子娘たちは、成人式が18歳になったときの調整する年に成人式をしました。去年の3月です。
ギリギリまで行くの行かないのと言っていたのに、急に「行く」となって、あわてて振袖を借りることになりました。
ひとりは私の振袖を着てくれたのですが、なんせ双子なので2着必要で💦
そしてせっかくだからと、友人の写真家さんに写真も撮ってもらい、何だかんだ忙しかったですが結果的に良かったなと思っている母です。
この写真は、撮影の日のオフショット。なんか、大きくなったなぁとじーんとしました。
振袖レンタル料や写真撮影費用など、出費は痛かったですけどね笑

さて、本題です。

家づくりでは「叶えたい」と思う理想と、家を建ててからの暮らしを考えた「現実的な予算」の間に大きなギャップが生じる可能性がかなり高くなります。

ですので家づくりを始める前にしっかりと資金計画をする必要があるのですが、
そこをうやむやにして家づくりをスタートしてしまうと、家を建ててからの暮らしが苦しくなる可能性がたかくなるし、旅行や外食を我慢したり、最悪の場合家を手放すということにもなりかねないので、まずはしっかりと「資金計画」をしていただくことをおススメしています。

そして、現在の原材料コストからすると、ほぼ確実に予算オーバーしてしまうので、資金計画を始めるよりもさらに前に、ライフプランを立てて貯蓄計画の見直しをしていただくことをおススメしています。

ライフプランについては前回のブログでお伝えさせていただきましたね。

資金計画については、最近は最初に資金計画を行う住宅会社がほとんどだと思いますが
住宅会社が行う資金計画は、実は住宅会社に都合が良い資金計画であることが多いので注意が必要です。

つまり、「銀行でローンがいくら借りられるか」という試算をするための資金計画は危険ですよ、ということなのですが、そのためにも、資金計画の前にライフプランを立ててみてくださいね。ということなんです。

資金計画の中では、全体の予算を出した後、そこから自己資金の額を差し引いて、銀行でいくらローンを借りるのかを決めます。

銀行のローンに関しては
①毎月の返済額 
②金利
③返済期間
の3つをもとに決定します。

まずは①の毎月の返済額ですね。これは現状の家賃を参考にしながら、家の維持管理コストについても考えなければいけません。固定資産税や火災保険、定期的なメンテナンスのための積み立てなどですね。

そして②の金利ですが、金利に関しては変動金利か固定金利かによって結構差が出てきます。
現在は固定金利がかなり上がってしまったので変動金利を選ぶ方がほとんどですが、とはいえ固定金利も1%代、他のローンに比べるとそこまで高いわけではないので、どちらを選ぶかはご自分たちに合ったものをしっかり検討していただければと思います。

最後に③返済期間ですが、これに関しては出来るだけ長くても良いのではないかと個人的には考えています。

その理由としては
住宅ローン金利の中には掛け捨ての生命保険が含まれているので、返済期間を長くすると利息の支払いは増えますが毎月の返済負担は減るので、できればそこで浮いた分の資金を、住宅ローン金利よりも利回りが高い長期積立投資に回すことをおススメします。

「投資」と聞くと怖いイメージや損するイメージを持たれている方も多いと思いますが、正しい知識を持つことで、良い判断が出来ると思いますので、ぜひ検討してみていただければと思います。

前回のブログでもお伝えしましたが、弊社ではライフプラン相談はプロのファイナンシャルプランナーにお任せしています。
弊社でお願いしているファイナンシャルプランナーは、年間数百件のお客様のライフプラン相談を受けている信頼のおける方ですので安心してご相談いただけますし、上記に書いたような長期積立投資についても詳しく丁寧に教えてくれますよ!

というわけで、資金計画を始める前に、全体の予算計画をたててみていただければと思います。

もちろん弊社もそのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談くださいね。