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家のコストを抑える方法その2 生活をイメージしながら考える

気づいたら10月!早いですね。10月とはいえまだまだ真夏日が続いていて、早く涼しくなってほしいと思っている稲岡です。
前回のブログでこっそり「ウズベキスタン」に行ったと書きました。「〇〇スタン」って聞くとなんとなく今は危ない?イメージを持たれる方も多く、ロシアの横ですし、日本にはウズベキスタンの情報もあまり入ってこないので、ちょっと心配されたりもしたのですが全然大丈夫でしたよ!
いろんなことがあったので話は尽きませんが笑、とりあえず買ってきたお土産写真を。
右の写真のようなバザールに行ったので左の写真のようにドライフルーツやナッツやお茶を色々と買いました。お茶の中でちゃんと袋入りに包装されたものは「リラックス効果があるよ~」と言われて買ったのですが・・・ウズベキスタンで「リラックスできるよ~」と言われるとちょっと怪しい?笑 いえいえ、帰国後Google翻訳で何が入っているか見たら、ちゃんとカモミールとかサフランとか入っていて単なるハーブティーでした!今は何でもGoogleさんに聞けるので便利ですね~。

さて本題です。
前回の続き、平屋を安く建てるためにスペースについて考える内容ですが、前回書いた廊下やトイレ等以外のスペース、つまり居室部分について考えてみましょう。

2階建ての場合、寝室や子供部屋などの居室は2階に作ることが多いのですがそうすると1階にリビングダイニングキッチン以外にもうひとつ部屋が欲しくなります。
子供たちが小さい間はそこで寝たり荷物置きにしたり親御さんが泊まりに来た時に寝てもらったり、老後は寝室にしたり・・・

でも平屋にしたらこの多目的ルームのような部屋は必要ないのではないでしょうか。
子供部屋も収納も寝室もすべて同じフロアに存在するからです。

子供たちのものは子供部屋に置いても不便でもないし、子供たちが小さい間に寝室で皆で寝ても問題ないし、親御さんが泊まりに来ても子供部屋(子供が小さい間ほぼ使ってないと思われるので)を使ってもらっても問題ないですよね。

というわけで平屋にすればこの「客間」的な部屋はいらなくなり、その分のコストがカットできます。

そして、最近インスタの影響を受けてか「ランドリールーム」と言われる洗濯物の為だけの部屋を作る方もいらっしゃるのですが、これもコストに直結するので本当に必要かどうかを冷静に考えてみていただけたらと思います。

今は、昔のように「キッチン」「ダイニング」と仕切っているのではなくリビングダイニングキッチンと一体になっていて、キッチンも対面式が一般的になっているのですが、これは「ながら作業」しやすいからなんですよね。

キッチンで料理や洗い物をしながら子供たちの様子を見れて、リビングで遊ぶ子供たちの横で洗濯物をたたむ。というような感じですね。

これは共働きが当たり前となっている今、忙しくて時間が足りない生活の中で少しでも家族のだんらんの時間を増やしてくれる役割を大きく果たしています。

そう思うと、そんなに使用時間が長くない部屋を作るために100万円以上のコストをかけるのはもったいないような・・・
でも共働きが当たり前となったからこそ、洗濯物は「室内干し」したいというご家庭も多く、リビングが洗濯であふれるのが嫌、という意見ももちろんわかります。
それであれば脱衣室を少し広めにとって脱衣と兼用するのがベストだと考えます。

さらに寝室の広さについても考えてみると
ハウスメーカーの展示場や住宅会社のモデルハウスなどでは見栄えをよくするためか寝室が無駄に広く作られていることがあります。
でも、日々の生活を想像してみると、寝る寸前までリビングで過ごし、起きたらすぐにリビングに行くとすると寝室に広さは必要ないのではないでしょうか。
寝室で過ごす時間はほぼ「ベッドですごす」のであれば、そこに置くベッドの大きさと数に合わせた広さで十分ですよね。
寝室の近くには大型収納を作ることが多く、これは寝室に荷物を置きたくないからではないでしょうか。
昔のようにタンスや化粧ドレッサーを置かなくなりましたし、テレビも薄型になったので置いたとしても場所を取らなくなったし、そもそも寝室に入ってからはスマホやタブレットだけでテレビは使わないという方も多いのではないでしょうか。
ベッドが置ければよいとすると
セミダブルベッドを2台並べておくとしたら、1.2m×2mが2台、つまり2.4m×2m、歩くスペースも欲しいので、それらを考慮すると3.51m×2.6mの内寸がある6帖でちょうど良いという計算になります。
もしそれでは狭いなと感じられる方は、広くするとコストが上がることになるけど、それでも広くしたいかを考慮して判断していただければと思います。

少し長くなりましたので、今日はここまでで、次回は子供部屋について考えてみたいと思います。