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家のコストを抑える方法

トルコ好き?笑な稲岡は春に「東京ジャーミー」というムスクにあるトルコ文化センターに行ったのですが、またまた先日は大阪の阪急百貨店で開催していた「ときめくトルコ2024」というイベントに行ってきました。
トルコのショップをいろいろ見て回り、トルコチャイを飲んで、トルコのファッションについてのトークショーを聞いて、トルコの伝統工芸の一つ、「木版バスク」を使ったハンドプリントのワークショップでスカーフを作りました。もうトルコづくしです笑
中央アジアや東ヨーロッパなどの伝統工芸や手仕事にとても興味があるのですが、このようなイベントは東京が多くなかなか行けないのでとても楽しみにしていたイベントでした。木版バスクの先生も東京の方なのですが、先月ウズベキスタンに行ったときにたまたまご一緒した人がトルコの「オヤ」という刺繍の先生で(ということを帰国後知ったのですが)トルコ繋がりのお友達だということも知って、世間って狭いなぁと思いました。特殊な世界だからなのかな?
「え?いつの間にウズベキスタンに行ってたの?」という話は置いておいて…笑

本日のブログは前回の続きになります。

前回、土地や外構にかかる費用を抑えながら明るく開放的な家にする間取りの作り方をお伝えしました。
ただ、そうすると総2階建てにするよりはやはり家のコストは上がってしまうので、できれば家のコストもできるだけ抑えたいと皆さんお考えになりますよね。
というわけで、ここからは家のコストを抑える方法についてお伝えしたいと思います。

家のコストは
使う材料や性能や面積や形などいろいろな要素に左右されます。
でも使う材料を妥協しても実は思ったよりコストは落ちません。
性能に関しては国が定める基準に従わないといけないので上げることはできても落とすことはできません。

それに対して面積は、削れば相応にコストも削れますし、冷静に考えると削れそうなスペースが意外とたくさんあったりします。そしてそれらは意外と、削ったとしても住みやすさや使いやすさが悪くなるわけでもないので、なくても問題がないスペースを削ることがコストを落とす最良の手段だと思います。

ただ、面積を削るということは家が小さくなるということなので、ここで「家は〇〇坪はないと!」というなんとなくのイメージが邪魔をします。

でも、一度冷静にひとつひとつ考えてみていただくと、案外なくても問題ないものが結構たくさん出てくるんです。

まずは「廊下」ですね。
ただ通るだけの廊下でも部屋や収納と同じようにコストがかかっています。でも「廊下が欲しい」という方は少ないのではないでしょうか。
廊下があると廊下が空気の循環を遮断してしまうので家全体に冷暖房が行き届きにくくなり温度差が生まれる原因にもなります。廊下のドアは普段は閉めてますから。
同じく「階段」も、土地の条件によって2階建てでないと難しい場合は仕方ないと思いますが、平屋が建てられるのであれば平屋にすることで、この「階段」分をなくせるということですね。
そして平屋にすると実は廊下を限りなくゼロに近づけることも可能になりますし、上下階の温度差もなくせます。
また2階をなくすとトイレの数も1つにできますね!
ここまでのスペースはなくても支障ないのではないでしょうか。
廊下がなくなるとドアの数も減るのでその分もコストカットになりますしね。

では次回はさらに平屋を2階建てよりも安く建てられるようにするために、これ以外のスペースについても考えてみたいと思います。