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これから家を建てるために その1高騰した建築費対策

大学生は長い夏休みがやってきました。双子娘の一人はこの春就職したので、夏休みといっても数日で、そして2~3日がバラバラに数回に分かれているらしく、まとまって帰省してくる予定がないようです。
大学生娘もバイトやゼミの合宿やで、いつ帰ってくるんだか・・・
という中で突然昨日帰ってきたので、志摩の方へピザを食べに行ってきました。
わざわざ志摩へ。笑
そしてめちゃくちゃ暑い中、海でちょこっと遊んで帰りました。
娘も就職して自分でやりくりして生活しているので、物価高と給料とでいろいろと思うことはあるようです笑

現在、日用品や食料品と同じく建築費も高騰しています。ざっと500万円くらいでしょうか。
そうなるとその分自己資金を入れないのであれば単純に毎月の返済額にその負担がかかってくることになりますね。
この負担増を少しでも和らげるために、固定金利に比べると金利が安い変動金利を選ぶ方が多いと思いますが、変動金利は固定金利に比べて銀行に支払う手数料も少なく、その分家に予算を回せるというメリットもあります。

もちろん変動金利の場合は「金利が上昇する」という可能性もありますが
急激に返済負担があがるということは今の段階では考えにくく
そのような理由から変動金利を選ぶ方が多いと思います。
でももし収入に不安があるのであれば、手堅く固定金利を検討されても良いかもしれませんね。
変動金利と比べると固定金利は高いとはいえ、現時点では他のローン等と比べてもそこまで高いわけではないからです。

というわけで、もし固定金利を選びたいと思われるのであればどのような資金計画を立てるのが良いでしょうか。

住宅ローン金利は「複利」で計算されるので期間が長くなればなるほど支払利息が雪だるま式に膨らんでいきます。

ですのでセオリー通りに考えると、期間を長くすることはお勧めできず、むしろ頭金をたくさん入れて積極的に繰り上げ返済を行い、期間を短くするべきだと言えます。
でも、実際のところ、給料の現状を考えると、毎月の負担が上がってしまうと貯金をする余裕すらなくなってしまうかもしれません。

そこで、一つの考え方として
「複利の効果を活かす」
ということも考えてみてはいかがでしょうか。

例えば返済期間を5年延ばすと、借入金額にもよりますが返済負担が約1万円ほど軽減されます。

そして住宅ローン金利の中には掛け捨ての生命保険料が含まれているので
返済期間が長くなるということはその保証期間も長くなるということです。
もしものことが起こったときに家族に「住む場所」という資産を残してあげることができるので、家を建てた段階で、現在加入している生命保険を見直しても良いと思います。

そしてそれらでできたの分のお金を

合わせて「長期積立投資」に回していただくというのはいかがでしょうか。

その理由は
「複利」の効果を活かしてほしいからです。
出来るだけ期間を長くすることによって、雪だるま式にお金を増やすという効果を、積立投資で活かしてほしいというわけです。

それは、長期積立投資の利回りが間違いなく住宅ローン金利よりも高いからです。

どういうことかというと
1%前後の金利を圧縮するよりも、その分をその数倍以上の利回りが期待できる長期積立投資にお金を回した方が、圧倒的に手元に残るお金が増える可能性が高い、ということですね。

今から家を建てようと思われている方、そしてできれば固定金利を検討したいと思われている方は、そのような考え方も参考にしていただければと思います。