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お金が無くなる家づくり???
ここ最近、またまたコロナウィルスが猛威をふるっていて、行動制限はないとはいえ、お家時間がどうしても長くなりがちですね。
物価の上昇はまだ続きそうで、お家づくりを躊躇している方もいらっしゃると思います。
ただ、いずれはマイホームを!とお考えであれば、そんな皆様の、少しでもお役に立てる情報をお伝えしていこうと思っていますので、弊社のブログやインスタグラムをチェックしておいてくださいね!(はい、宣伝です笑)
さてさて、本題ですが。
余分な空白があるとつい埋めたくなる という経験はありませんか?
例えば買い物に行った時。
本当は〇〇だけを買いに行ったつもりだったのに、空き空きの買い物かごを持っているとついつい余計なものを買ってしまう、という経験はないでしょうか。
カバンを大きくしたら荷物が増える。
なんていうのも良くあることですよね。
これってお家でも、あるあるなんです。
たとえばリビングダイニングを広めに作りたい!というご要望は結構多いのですが、広く作りすぎるとなんだか殺風景というか空白が気になって、そこに何かを置きたくなってしまいます。
寝室等も、「寝るだけの部屋だしベッドだけでいいかな」と思っていても、いざベッドを置いてみてもまだ余裕があると、置く予定でなかったテーブルを置いてみたりしたくなってきます。
こうしてどんどん家具や物が増えていって、なんだかごちゃごちゃした片付けや掃除がしにくい部屋になってしまいます。
実は収納もそうで、
少なすぎると確かに困りますが、
収納が多すぎると、特に整理整頓が苦手な方や断捨離が苦手な方は、物が増えがちになります。
そして結局余計に整理できなくなってしまったり・・・
というわけで、多くの方はお家を建てる際には
「大は小を兼ねる」じゃないですが、少ない事、小さいことが不安で、部屋を出来るだけたくさん作りたくなるし、収納も出来るだけ多く作りたくなるし、部屋も収納も出来るだけ広くしたくなります。
でも、そうして家が大きくなると必然的に家のコストは高くなりますし、
殺風景に思える空白を埋めたくなる効果から、余計なものを買ってしまって出費が増えることになってしまいます。
家づくりの仕方によって、こうしてどんどんお金が無くなっていくかもしれない、ということなんです。
家が大きくなると固定資産税も高くなりますし、電気代も高くなりがちで、将来のメンテナンスコスト(外壁など)も高くなります。
その結果、子供たちの教育資金や自分たちの老後資金を貯める余力がなくなってしまう・・・ということになってしまうと、それこそ後悔することになるかもしれません。
収納に関しては、図面上で見ていると「足りないんじゃないか」と感じやすいのですが、物は床に置いて収納するわけではありませんので、床面積ではなく壁面積で考えないといけないので気を付けたいところですね。
お家を持つことは心と暮らしが豊かになることだと思っていますが
一生豊かに暮らし続けるための
「予算重視型の家づくり」と
余裕なく暮らし続けることになるかもしれなくても
「願望重視の家づくり」
どちらを選択されますか?
収納の考え方や
老後資金の考え方については
またの機会にお伝えできればと思います。