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家づくりのコストを削減するには その6(建物)

前回のブログで「台湾縦断の旅をしてくる!」と書きましたが、雨もほぼ降らず無事に帰国してきた稲岡です。
写真もたくさん撮ってきたのですが、台湾らしくない写真ですみません(笑)
最終日の朝、少し早く起きてフライトまでの時間に予定よりさらに南下して船で島に渡ってきたときの写真です。
さすが南国。めちゃくちゃお天気よくてめちゃくちゃ暑かったのですが、のんびり島を散策してビール飲んでおいしいもの食べて、あ~今日帰るんか~帰りたくないな~と思いながら帰ってきましたよ…
飛行機はLCC、機内持ち込みのリュックで行ったのですが、海外旅行もLCCで充分だと(国によりますが)確信した稲岡、今回の「失敗」を次回に活かそうと(また行く気か?笑)書いてみますね!興味のない方は本題まで読み飛ばしてください笑。

はい、一言でいうと
「余計なもの、持ちすぎ!」

これにつきます。
とりあえず心配。とりあえず入れとこう。とりあえず持っていこう。
これがどんどん荷物に影響していき、機内持ち込み10kgギリギリ。
カウンターのお姉さんに「これ以上増やさないように気を付けて!」と注意を受けました笑。

実は今回、旅慣れた友達と行ったので預入のスーツケースを友達が持っていて、お土産はそっちに入れてもらう予定だったのですが、
結局私のリュックがオーバー気味だったので少しスーツケースに入れてもらいました💦
ごめーん。
確かに海外旅行って不安もありますが、台湾とかだともし必要だなと思っても簡単に現地調達できるし(物価も安いし治安も良いしコンビニもスーパーもいっぱいあるし)今度からはシンプルに行こう!って本当に思いました。

というわけで…本題ですが、家づくりもシンプルにっていう話です。

モデルハウスや住宅展示場等ではリビングダイニングはもちろんですが寝室や子供部屋も広々と作られていることが多いと思います。
「広さ」にあこがれはあるかもしれませんが、実際のところほとんどの方がほとんどの時間をリビングダイニングで過ごしていて、寝室は寝る時しか使わない可能性が高いのではないでしょうか。
それであれば最低限の広さがあれば充分ではないかと思いますがいかがでしょうか。

今のように収納が充実していなかった昔の家は、家具を買って部屋に置く必要があったのでその分広めにしないといけなかったのですが、今の家は収納がたっぷりあるので収納家具を買う必要も置く必要もなく、昔と同じ広さの部屋は必要ないと思います。

子供部屋に関しても、いずれ子供たちは家を出ていくので、広い子供部屋を作ると将来持て余しそうですよね。

というわけで今回は適切な部屋の広さについて考えてみたいと思います。

【寝室】

寝室の使い方はいかがでしょうか。
ほぼ寝る時にしか使わない方は、ベッドをどのように置くかで広さを算出してみましょう。

ではベッドのサイズを書き出してみますね。

シングル:幅90cm×長さ2m
セミダブル:幅1.2m×長さ2m
ダブル:幅1.4m×長さ2m
クイーン:幅1.8m×長さ2m

このような感じですが
セミダブルを2台並べて置く場合だと
2.4m×2mのスペースと周囲に通るスペースが必要になりますね!

では、部屋の広さを書き出してみますね。

10帖:4.42m×3.51m
8帖:3.52m×3.51m
7.5帖:4.42m×2.6m
6帖:3.52m×3.51m
4.5帖:2.6m×2.6m

いかがでしょうか。
4.5帖だと通るスペースが取れなさそうですが
さすがに10帖もいらないのではないでしょうか?

そうすると6~8帖くらいが適切というわけですが、個人的には6帖でも充分かなと思います。

このようにその部屋をどのように使うのか、何を置くのかで部屋の広さを考えてみていただければと思います。

【子供部屋】

子供部屋に関しても、子供が小さいうちはほとんど自分の部屋を使わないと思いますし、自分の部屋を使うようになってもほとんどの時間をリビングで過ごすのではないでしょうか。そして子供たちはいずれは出ていきますよね…

それを頭に置きつつ子供部屋に何を置くかを考えてみると
シングルベッドと勉強机と簡単な収納家具くらいですよね?
それであれば4.5帖でも充分ゆったり使えると思います。

モデルハウスや展示場では寝室や子供部屋も広めに作られていることが多く、またそこにおしゃれな家具や雑貨が置いてあるかもしれませんが
そもそも余白を作りすぎなければ余分な家具や雑貨で埋める必要もないので無駄な出費も抑えられそうです。
(家具好き、雑貨好きな方からは反感持たれそうです💦でもおしゃれ家具や雑貨もリビングで使う事がほとんどですよね…)

というわけで、以前のブログにも書きましたが
家の大きさはコストに直結する ということを頭に置きつつ、部屋の広さを考えてみていただければと思います。