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リビングの開放感のつくり方

はい、前回に続き台湾ネタで失礼します💦
2日目の夜、台湾のローカルな居酒屋に行きました。日本の居酒屋と違うところは、店内に冷蔵庫があって自分で冷蔵庫から飲み物を持ってくるスタイル。(日本でもそういうお店ありますね)あ、台湾もきっと外国人観光客向けのおしゃれ目居酒屋はちゃんと注文するスタイルかもしれません…行った事ないので知りませんが(笑)そしてメニュー書いた紙とペンを持ってきて、注文したいものとテーブル番号を書いて店員さんに渡すという感じでした。
日本と同じように壁には「本日のオススメ」が書かれた黒板があって、その中で気になったのが「過猫」というワードでした。過ぎた猫ってなんやねん、と思って試しに注文してみたら、わらびのような茹で野菜が大量に。ピーナツドレッシングがかかったサラダのようなお浸しのような食べ物でした。癖もなく食べやすかったのですが、過猫のなぞは解けず・・・


・・・
だったのですが、翌日、台北の街中から離れた山の方に行ったときに、この「過猫」があちこちで売られていたんです。わらびみたいなこの山菜の名前が「過猫」でした!
まぁその他にもみたことない野菜が色々売っていて、いやー全部食べてみたいやん。日本へ持って帰れたらいいのになぁ。と写真だけ撮った稲岡でした。

 

さて、いつものように前置きが長くなりましたが、本日のブログはリビングの開放感の作り方です。

「開放感」をつくりたくて天井を高くしたい、またリビングを広くしたい、というご要望をよくお聞きします。

もちろんそれらも開放感をつくるための方法の一つではあるのですが、他にもいくつかのルールがあることを知っておいていただければと思います。

まずは

「部屋の中の凹凸を出来るだけなくす」ということです。
たとえばLDKもできるだけ直線的なラインで整えるということです。

そしてさらに、その空間内の突起物を出来るだけ少なくすることも、開放感を得るために有効になります。
窓枠やドア枠や巾木やスイッチ、コンセントや、
カーテンやカーテンレール、照明器具、その他インテリアなども、です。

目に入る情報量を出来るだけ減らす、というわけですね。

そして次に

「視線の抜けをつくる」ということがあります。

たとえば家具を低めの高さで統一したり、ですね。

弊社ではカーテンがいらない家になっていますが、これは抜け感を作るのにはとても効果的なんです。
カーテンがあると視線がそこで止まってしまいますが、それがないからですね!

また、実は天井を高くすることよりも、天井、ドア、窓の高さを統一する方が抜けを感じられるんです。
ドアの上にできる垂れ壁がなくなると部屋と部屋がつづくところに抜けを感じられるし、カーテンのない窓の上に壁もなければ、空まで視線が抜けるからです。

最後に、

「白を基調とした内装」も開放感をつくる大切な要素になります。

壁の色や天井の色、ドアの色を白で統一すると光の拡散効果で家全体を明るくすることが出来るし、目に留まるところがなくなるからです。
そしてドアと壁を同じ白で統一することで、ドアと壁が一体になじみ、より直線的なラインを出す効果があるというわけです。

これらを取り入れることで、コストをかけて天井を高くしなくても、また過剰にLDKを広くしすぎなくても、明るさと開放感を充分感じることが出来るようになり、また落ち着いて過ごせる空間を作ることが出来ると思います。

もちろん、予算に余裕があるのであれば、これらを取り入れつつ天井を高くし、さらにリビングを広くしていただいても良いと思います!

「開放感」にこだわりたい方は、本日ご紹介した3つのルールをぜひ参考にしてくださいね!