ブログ-blog-

中庭の欠点

ちょっとボカシているので何の写真かわかりづらくてすみません💦 私の家の部屋の写真です・・・もともとは障子だったのですが、去年内窓(LIXILのインプラス)を設置したので障子がつけられなくなり、カーテンレールを付けたのですが、実は以前住んでいた家で使っていたカーテンが余っていたため、とりあえずそれを付けたらそのままそのカーテンがつけっぱなしになってしまいました。サイズ(長さ)合ってませんね笑。「買うまでの間、とりあえずあるもので済ませる」と特に不便がない限り、結局ずーっとそのままになってしまうっていう事、ありませんか?まさにソレです笑。
あ、そんな話ではなくて、この窓は南側なのですが窓の外は道路なのでレースのカーテンを開けることが出来ず、気候の良い季節は窓を開けていますがカーテンはほぼ閉めっぱなしなんです。なんせ丸見えになりますから。
もちろんレースなのである程度の光は入ってきますが、カーテン開けるともっと明るいと思いますし風ももっと入りますよね・・・きっと冬は暖かい日差しがたっぷり入りそう・・・なのですが常にカーテンのままです。障子だった時もほどんと開けていませんでした。
なので中庭のある家がすごーくうらやましい稲岡です。

弊社がご提案させていただいているお家の多くは「中庭」があります。

もちろん、立地や周辺環境、それからご要望によって中庭を作らないお家もありますが。

ただ、一般的には「中庭」をつくると「コストが高くなる」というのが欠点になります。
でも実はそうとも限らないので、今日のブログではそれをお伝えできたらと思います。

まずひとつめに、土地から探して家づくりをする人にとっては

土地代を大きく抑えられる

という利点があります。
どういうことかというと、
一般的に、南からの光を充分に家の中に入れようと思うと南側に障害物がない土地を選ぶか、隣家から充分な距離を開けることが出来る広い土地を選ばないといけなくなりますね。
日当たりの良い南向きの土地は価格が高いですし、広い土地も高くなりますので、必然的に土地代は高くなります。
でも中庭を作ってその中庭から光を取り入れる設計が出来れば、そんなことは気にせず土地を選ぶことができます。
中庭だと隣家から充分距離が空いた場所に窓を作ることが出来るからです。
そして、隣家からの距離を気にせず家を建てるという事は土地に無駄な余白を作らなくてよくて、敷地いっぱいまで有効活用することが出来ますね!

そしてさらに

外構予算を抑えることが出来ます!

中庭から光を入れることが出来れば外周部に大きな窓を設置する必要がなくなるので、境界に建てるブロック塀やフェンスなども必要なくなります。
防犯強化のための植栽や目隠しなども必要なくなりますし、外周部の余白が減るとそこにかける費用も少なくて済みますね!
広すぎる土地を買わなくてよければ、それも外構費用を抑えることが出来る要因になりますね!

また、中庭の窓にはシャッターや雨戸も必要なくなります。それも大きなコストカットになりますね!

というわけで、中庭を作ると確かにコストはあがりますが、その分抑えられるコストもあることを知っていただいて、トータルコストで判断いただければと思います。
また、コストのことだけでなくいかに快適に暮らせるか、ということも大切なことなので、ぜひご検討いただければと思います。