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子供部屋の場所と広さと数について

春頃だったか、弊社営業所前のオリーブに実がなり始めたことをブログに書きましたが、その実の数が増えてきて、また少しずつ大きくなってきて色づいてきました。
肥をやっていないからか?実の数はまだまだ多いとは言えませんが、木自体はぐんぐん大きくなってきています。剪定もしないといけないのかな?
収穫について調べてみると、オリーブって長い期間収穫できるんですね~。ついでにどうやって食べるんだろうって調べてみると、ポリフェノールが多いので渋くてそのままではとてもじゃないけど食べられないそう。渋抜きをしないといけないみたいなんですが、なかなか大変そうです💦しかも、こんな少量でそれだけの手間をかけるのも何だなかなぁ…手間と材料費だけかけて(重曹とか塩とか瓶とか)失敗して食べれなかったらショックですし、どうしようか迷い中の稲岡です。
オリーブの木を育てている方いらっしゃったらぜひ教えてほしいです!

さて、本題です。

またまた前回の続きで、今日は子供部屋について。
家を建てようと考えるきっかけの一つに「子供のために」という想いがある方も多いのではないでしょうか。
でも子供って遅かれ早かれ家から出ていくことになるので、子育て期間中のことだけでなく巣立った後のことも考えて間取りを作ってほいた方が良いと思っています。
設備や内装は比較的簡単に変えられますが、間取りの変更ってそう簡単にはできないからです。

と考えると、子供部屋って実は最も合理的に考えた方が良いスペースなのではないでしょうか。

まず、場所なのですが、一般的に子供部屋は2階に作られることが多いと思いますが、それって実際暮らし始めてからどうなんでしょうか。
2階に子供部屋を作った場合、子供が小さい間、というより中学生くらいまではほとんど使わないのではないでしょうか。

子供たちは起きている時間のほとんどをリビングやダイニングで過ごしますよね、多分。
そうなると、リビングやダイニングには子供たちのおもちゃや学校のものや服などが散乱しそうではないですか。
もし1階に充分な収納がなければ、子供のものを片付ける収納ボックスや棚等をリビングに置かざるを得なくなりますよね。
おしゃれに作ったはずのリビングが生活感であふれたり狭くなったり掃除もしにくくなったり・・・

でももし1階に子供部屋があったらどうでしょうか。
わざわざ2階に上がるということがなければ、自分の荷物を自分の部屋に片付けそうな気がしませんか?もしリビングの横にあれば、扉を開けておけばリビングではなく自分の部屋で遊びそうな気がしませんか?
そして子供たちが巣立った後も1階にある部屋は何かと使い勝手が良いと想像できますよね。
そう考えると、子供部屋は2階よりも1階に作っておいた方が使える幅が広がりそうですし、その時その時のライフスタイルの変化に応じて使い分けしやすくなりますね!

次に考えたいのが「広さ」と「数」です。

これはコストに直結するので少しでもコストカットをしたい方はぜひ考えてみてください。

広さに関しては、寝室と同様にその部屋に何を置く予定なのか?から算出するのが良いのではないでしょうか。
もし部屋とは別でクローゼットがあるのであれば(ファミリークローゼットと言われるやつです)そして置くものがシングルベッドと机だけなのであれば、内寸で2.6m×2.6mある4.5帖という広さで充分だと思います。簡単な収納(本棚)くらいはまだ置けると思います。

ハウスメーカーの住宅展示場やモデルハウスなどでは子供部屋は6帖でつくっている場合が多いのですが、たとえ思春期を迎えたとしても部屋に籠りっきりにならずに寝る前までリビングで一緒に過ごすことが多いと思うので、そんなに広く作る必要はなく「自分の部屋がある」という事だけで充分なんじゃないかなと個人的には思っています。

中高生になっても今の子供たちって部活に塾にと忙しくて家にいる時間が少なかったり、親兄弟仲良くて、リビングで一緒に過ごす時間の方が多いのではないでしょうか。

そして最初にも書きましたが遅かれ早かれ出ていくので、その後の利用用途を考えてみても4.5帖あれば充分なのではないでしょうか。

数に関しても、兄弟姉妹の年齢差によっては子供の数分用意しなくても良いかもしれません。
子供が自分の部屋を使いだすのが中学生からだとして、高校卒業と同時に家を出ていくとしたら1人で部屋を使う期間は6年だからです。
でもやっぱり子供の数分欲しい!となっても、6帖×人数分ではなく4.5帖×人数分で良いのではないかと思いますし、場合によっては1部屋はもう少し小さめにする ということも選択肢としてありかもしれません。

もちろん、子供部屋も寝室同様に予算的にゆとりがあるのであれば全然広くしても問題ないので、そこは予算と家族構成と住まい方に合わせていただくのが良いと思いますが。

次回は「収納」についてお伝えできればと思います。